upppiは縦読みコミック(タテコミ)・イラスト・小説が無料で楽しめるサービスです!

ようこそ!ゲストさん
シリーズ:星屑とハーブティー
閲覧数の合計:122

作品を編集する

  • シリーズタイトル・ジャンルの修正
  • この章を改訂する
  • この章を削除する
  • シリーズに作品を追加する
  • 表紙画像の変更

星屑とハーブティー

作者:山根和泉

  • 無料作品 有料作品:¥0(税込) R18
  • 編集協力者:

    kiki-mimi cafeの連作のひとつ。
    商店街にはこんなお客様もいらっしゃいます。
    もふもふ! もふもふ! (落ち着きなさい…)


    登録ユーザー星:4 だれでも星:2 閲覧数:122

    星屑とハーブティー 435文字

     

    辺りに夕闇迫る頃、商店街を行き交う人々もすこし足早になってきました。そんな頃合いにお店に駆け込んできたのは、ふさふさしっぽののっぽの紳士と赤い瞳のちいさなレディのふたり連れ。
    『これから夜会に出掛けるのです。なにか良いお帽子はございますかな?』
    紳士が選んだのは、夜空色のシルクハット。そしてレディには、赤いベレー帽。どちらもとてもよくお似合いです。
    紳士はポケットから銀色の懐中時計を取り出して、ちらりと時間を確認しました。夜会の時間には、どうやら無事に間に合いそうです。ふたりはほっとひと息ついて、ラヴェンダー色のハーブティーに色とりどりの星屑のお砂糖をひと匙ふた匙溶かしました。穏やかな香りに包まれて耳をすますと、帽子からかすかに、星空のように涼やかな音色が聞こえてくるようでした。

    ゆっくりとハーブティーを飲み終えると、ふたりは席を立ちました。紳士がそっと開いたドアのむこう、冴え冴えと澄み渡った夜空には、だれかが宝石箱をひっくり返したように、満天の星が瞬いていました。

    ←前のページ 現在 1/1 ページ 次のページ→

    1ページ目に戻る
    ▤ 目次ページに戻る


    お気に入りリストに追加 この作品を応援する

    応援ボタンを押す事で作品の★が増え、作者に「イイね!」を伝える事ができます。

    コメント

    作者紹介

    • 山根和泉
    • 作品投稿数:36  累計獲得星数:272
    • 『やまねなごみ』と読みます。
      お絵描きしたり漫画描いたりしてます。ときどき文章書きます。
      おおよそ雑食。
      気まぐれに投稿したりコメントしたり物陰からこっそり覗いていたりします、怖がらないでください…|ω’)
    • 関連URL
      twitter:http://twitter.com/midgetfuse

    この作者の人気作品

    小説 ファンタジーの人気作品

    続きを見る