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シリーズ:大怪獣カメドン
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大怪獣カメドン

作者:風呂助

  • 無料作品 有料作品:¥0(税込) R18
  • 編集協力者:

    お題:俺は仕事


    登録ユーザー星:3 だれでも星:0 閲覧数:468

    大怪獣カメドン 1475文字

     

     なんていうか、亀だなぁ。
    この夜は、そう思ったんだよなぁ。

    「緊急避難警報!緊急避難警報!海上より未知の、
    巨大生物が出現しました!現在、誤字羅海岸に向け
    上陸する危険があります!近隣海域周辺に対して、
    海上保安庁、海上自衛隊が出動し状況を確認中です。
    繰り返します!誤字羅海岸周辺の方は誘導に従って
    速やかに避難してください。」


    『えー、以上、現場からの映像ですが、まだ遠く
    マスコミ取材班も、接近を制限されておりますので
    こちらを、ご覧ください。この海の沖合いから、
    薄っすらと半円の感じに黒いモヤになっているのが
    お判り頂けるかと思います。はい、この部分ですね。

     これが未知の巨大生物らしいと、未確認ながら、
    情報が入って来ておりまして、現在、ゆっくりと、
    大栄町にある、海水浴でも人気の巨大な浜辺方向に
    向っている様子だと、えー、そういう事です。

     上陸する恐れもありますので、避難警報が発令、
    海上、海岸周辺一帯は、驚きを隠せない状態ながら
    警察や自衛隊による、避難誘導が続いている状態で
    大栄町を、いまや世界各国が緊張して見守っていて
    国連も準備を完了して増援に急行、米軍もU.S.S.F、
    その他の部隊も、集結しつつあるようです。』

    「未曾有の大事件ですから、慎重に被害が無い様に
    安全を第一に行動して頂きたいですね。」

    『はい、そうなんですが、湯深教授としては、この
    黒い半円のモヤは、推定で60メートル級であり、
    ダイオウイカやクジラの体長を遥かに凌ぐ巨大さで
    水没する部分の形状が不明ですが、ある生物にも、
    酷似していると仮定した場合は、重量80tとも、
    考えられるとの、お考えですが実際どうでしょう。』

    「私も憶測ですから何とも言えないのですが、仮に
    この……ああ、この黒いモヤになっている部分が、
    未確認巨大生物の半分前後が、直立して移動中だと
    そのように推察しますと、こちらをご覧下さい。」

    『え?!か、亀でしょうか?』

    「はい、仮に亀が二足歩行で移動できたと仮定したら
    このような形で、水面下の形状も想像しやすいかと。」

    『しかしですね、某ウルトラ怪獣とは違いますから、
    亀に似た形状だとしてもですね、速度の遅い二足歩行、
    しかも泳ぎもしないで、陸地を目指す理由が。』

    「そこなのです。これが巨大生物であるとした場合、
    一体、どのような理由で静かな海の奥底から這い出て、
    地上を目指すのか、そこには大きな疑問があるのです。」

    『本日は特別ゲストとして船腰先生にも、ご意見を
    伺いたいと思っております。宜しくお願いします。』

    「宜しくおねが」

    『ああ、いま巨大生物に動きがあったようです。
    水中に没してから、150ノットの速度で、
    やはり、誤字羅海岸へ移動を早めたようです。』

    「まるで亀のような行動ですね。」

    『湯深教授、それはどのような意味でしょうか。』

    「あ、いま映像が入ってきました。まだ深夜ですので
    映像が不鮮明なのですが。状況が把握できますか?」

    レポーター”転下駄”:『はい、こちら、現地です。
    現在、水中を移動して、静かに浜辺に巨大生物が、
    浮上しました。刺激しない為に照明はなく、満月が
    その巨大すぎる……カメ?を照らしています。』

    「現在、どのような状態でしょう?」

    『はい、いま砂を掘って穴を作っているようです。』

    「穴?」

    『涙を流しながら卵をうんでいるようです。
    これは、なんというか感動的な光景かもしれません。』

    「?」

    『あ、いま卵を産み終えて砂をかけていますね。
    また海へ帰っていくようです。』

    「被害の状況などは、どうでしょうか?」

    『特にないようです。単なるウミガメかと
    私は思いました。』

    「え、えーっと……現場からでした。」

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