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シリーズ:【BL】必然の錯覚-選択肢-
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【BL】必然の錯覚-選択肢-

作者:瀬根てい

  • 無料作品 有料作品:¥0(税込) R18
  • 編集協力者:

    ボーイズラブ小説コンテストの「最終選考作品」に残していただきました「必然の錯覚」の番外編です。
    本編ラストあたりの閑話で、二人で物件を見に行くお話です。

    ※サイトに掲載しているものと同じです。
    2008年11月執筆


    登録ユーザー星:4 だれでも星:10 閲覧数:1785

    【BL】必然の錯覚-選択肢- 3825文字

     

    「それは俺の台詞だ。夢なわけないだろ。そうだったら、俺は涙で枕を濡らすことになる」
     凭れ掛かった浩太の腰から聡史の腕が回される。
     幸せが夢で、現実に戻されたくなくて空元気でいたことを聡史が優しく叱り付けた。
    「浩太は強いよ。俺がどんなに手を貸そうとしても、自分の足でちゃんと道を探してやり遂げる」
    「そんなことない。聡史がいてくれるから、俺は余裕を持って踏み出せるんだ」
     密着した所からじわりじわりと熱が広がっていく。
     安心感と愛しさで溶けてしまいそうだ。
    「大の男二人何やってんだろうな」
    「誰も見てない」
    「そう、か。」
     もう少しだけ、こうしていたい。
     でも、もっと近くにいきたい。
    「……帰るか。冷えたし、先に風呂済ませて飲むか」
    「泊まってくだろ」
    「そのつもりだけど?」
    「スウェット洗っておいた」
    「いやいや、いつも悪いねえ。世話かけるよ」
    「なんのその」
     聡史が真顔で浩太の冗談に乗ってくる。
     しかし発言とは裏腹に、いつになっても離そうとしない。
    「……ははっ」
     帰ると言っていつになっても帰ろうとしない。自分から離れる仕草すら見せず、浩太は声に出して笑った。
     断続的に浮かぶ白い息の向こうに、満ちた笑みを浮かべながら。

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    コメント

    作者紹介

    • 瀬根てい
    • 作品投稿数:14  累計獲得星数:171
    • web、同人、電子書籍でBL小説を書いています。
      精神面でも喧嘩でも強い受けが好き。少年からおやじまでこよなく愛する節操なしです。
      少しでも楽しんでいただけたら光栄です。
    • 関連URL
      サイト:http://moxic.net/

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