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シリーズ:秋の夜の恐怖体験
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秋の夜の恐怖体験

作者:

  • 無料作品 有料作品:¥0(税込) R18
  • 編集協力者:

    私が体験した恐怖体験です。
    私はその後寝床を変えました。


    登録ユーザー星:2 だれでも星:1 閲覧数:394

    秋の夜の恐怖体験 740文字

     


     寝苦しい夜だった。

     暦上の夏が過ぎて大分たつ筈だが気温と湿度の差が夏の日と大差がない気がして仕方がない。
     そして、今日。
     台風が近づいてきているせいか、湿気が異常な気持ち悪さになっていた。
     ねっとりと纏わり付くような空気、人肌の室温、開いている癖に全くと言っていいほど外の風を受け入れて下さらない寝室の窓。
     何度目かわからない寝返りうち、決心を付ける。
     彼岸を過ぎてからはどんなに暑くても寝苦しくてもつけてこなかったクーラーを今晩はつけよう。
     寝床から手を伸ばし、スイッチを探る。
     かれこれ20年使い続けてきた相棒は今年もどうにか乗り切った。あと少しだ。頑張ってくれ。
     少しの間怪しげな音をならしたのち相棒は何とか正常に作動を始めた。

     ガァー、という慣れ親しんだ音と共に埃臭い冷気が私の髪を撫でた。
     使い物にならない窓を閉め、少しの間冷気を楽しむ。
     少しすると湿気も大分おさまり、布団から出していた手足も若干肌寒くなってきた。私は冷たくなった手足を布団の中に引っ込め、少しでも温まるよう両足を擦り合わせた。
     今度こそ、と目をつぶり寝る体勢に入る。
     ガァー、という雑音を子守歌代わりにうつら、うつら、と意識を手放すその瞬間。

     左足に確かな違和感。
     私の意識は現実に引き戻された。

     (・・・・何?)

     左足、の足の上。そこに、ある。ナニカ。

     (・・・・・・っ!)

     ナニカ、に思い至った瞬間、私は叫び声を上げ、布団を引きはがした。
     なにもない。
     さっとベットの脇に目をやった。
     いた。そこに。
     ベットの横の壁。
     そこにある、黒い影。
     
     ・・・・・・・ゴキブリ。


     見つめ合ってどの位の時間が経っただろう?
     動くに動けないこの状況。
     暗闇は奴らに有利。目を放した瞬間逃げられる。
     私達はにらみ合った。両者とも動かない。動けない。
     
     目覚ましが鳴るその時まで。


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    コメント

    • ゴキブリは普段は自分に羽があるのを忘れてる状態らしいですね。
      命の危機に瀕すると脳が活発に活動し始めて思い出すんだとか・・・・。所謂火事場の馬鹿力?
      私はクーちゃんの方が平気です。掴んで外にポイ出来ます。
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    • 面白かったです。
      あっ、面白がってはいけないのか……すみません。
      私は割と冷静にゴキちゃんを退治できますが、八本足のクーちゃんはだめです。マジだめです。
      でも、この間ゴキちゃんが、退治の最中、私に向かって飛んできました。飛んだら、IQが上がるって本当ですかね?確実に仕留めないと、と思いました。もちろんやりました\(^o^)/
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    • こわい。
      確かにそれは、ほんとーに、こわいと思います。
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    • 追伸
      無事解決しました
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    • それは良かったです。
      安心しました。ほっ。(ため息)
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    • 作品投稿数:7  累計獲得星数:16
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