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シリーズ:マリアの星
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マリアの星

作者:黒田銀河

  • 無料作品 有料作品:¥0(税込) R18
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    生まれた時から秘密を抱える少女の話。


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    マリアの星 847文字

     

    マリアは不思議な女だった。
     もの心ついた時から不思議だった。
     マリアは、自分の心に「星」を飼っていた。
     『リビー』と言う星である。
     それは、とても壮大な、紫の空に金色の世界。
     大都市も広がり、景色以外は人類となんら変わらなかった。
     マリアはまだ、この『星』の重大な意味に気付かずにいた…。
     ある日、リビーに隕石が追突した。
     同日、マリアは事故に遭った。
     マリアが失恋をした。
     リビーに戦争が勃発した。
     戦争は永久に続くかに思えた。
     十五の時、マリアはとてつもなく美しい夕焼けに感動し、心をわしづかみにされ、泣いた。

     この『一瞬のときめき』が、リビーに栄養をもたらした。
     キリストのような神が、リビーの人類の前に現れ、救世主となった。
     人々の病気を治し、皆にあがめられていた。
     神は、人類の生きる道を説いた。

     そして言った。
    「私の上にも神は無限に存在するだろう」
     その言葉に、マリアは微笑んだ。
     リビーの国家は、神中心となった。
     星に争いがなくなり、ようやく平和な時が続いた。
     ある日、マリアに恋人ができ、それは結婚に実を結んだ。
     同日、リビーの神も結婚していた。
     マリアに初めて子供が授かった。
     その時、マリアとリビーは違った運命をたどっていた。
     神には既に三人の子が生まれ、上の二人は立派に成長していたのだ。
     そして、マリアは出産をむかえた。
     星はマリアの苦痛をよそに、平和な時が流れていた。
     マリアは双子を出産し、同日、神は民衆の前で演説をしていた。
    「重大な発表がある」
     人々は歓喜の声をあげた。
     そこに、メガネをかけた、歳をとった学者が、マイクをにぎって言った。
    「今日は記念すべき日です。リビーの近くで、新星が二つ同時に発見されました。珍しい事です。名はエメラルドとサファイアに決定。宝石のように光り輝く星ですから」

     そして、神の息子達が、それぞれ『新星の王』に君臨し、残されたかわいい末娘、『ププ』が言った。
    「お父さん、私も星が欲しいわ」
     神は笑って言った。
    「また、新たな星が発見されるだろう。楽しみにしてなさい」
     それを聞いたププの心は躍っていた…。



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    コメント

    作者紹介

    • 黒田銀河
    • 作品投稿数:18  累計獲得星数:29

    • 幼い発想で書いていきます。ふとした非、日常が好きです。









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