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シリーズ:ぼくの魔法
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ぼくの魔法

作者:Koichi

  • 無料作品 有料作品:¥0(税込) R18
  • 編集協力者:

    小学生同士の男の子の友情と葛藤、その後を、魔法の世界を通して描いた作品です。


    登録ユーザー星:1 だれでも星:0 閲覧数:268

    ぼくの魔法 0文字

     

    ■1.変身
     
    しみじみと聞く
    「お前、変身の術できるん?いま兄ちゃんに
     教えてもろてるとこてゆうてたやん」
    「おう、出来るようなってん!めっちゃ練習したわ
     昨日やっとできるようなってん!」
    得意げに応える
     
    微妙な顔で
    「ちょう・・・ボインの姉ちゃんになってみてえや」
    「おう!まかしとけ」
     
    シュイーーーン・・・
     
    「お!おお〜!!」
    「な?なってるやろ?」
     
    「すごいな・・・ さすがでっかいなあ」
    「触ってみるか?」
    「まじで?」
    「おう!」
     
    ・・・
     
     
    「・・・・」
    「・・・・」
    微妙な表情で頬を赤く染める二人
     
     
    「・・・ けどな、これって結局お前やろ?」
    「まあ俺やわ そらしゃあない 変身してるだけやねんし・・・」
     
    顔を赤らめながらも
    せつなげな表情の二人
     
    シュシュシュシューーーゥ
    元の姿に戻る
     
    「魔法って・・・なんやろな・・・ 」
    「せやな なんやろな 願いを叶えても・・・」
    「なんか一番大事なもんは叶ってないよな」
    「せやなあ ごまかしてるだけやよな」
     
    うつむく二人
     
    「はよ、大人なりたいなあ」
    「なりたいなあ 思うわ」
    「けど大人んなったらなったで
     子供の方がよかったってなんのかな?」
    「そうかもしれんなあ 変身魔法の練習するより、
     スケボーとか練習しといた方がよかったんかてちょっと思たもん・・・」
     
    遠い目の二人
    「むずかしいなあ・・・」
    「うん、むずかしいなあ・・・」
     
     
     
    ■2.透視
     
    「なあ、透視の魔法ってできるようなったん?」
    「あ!せや 昨日俺できるようなってん。」
    「まじで?」
    「まじや。俺、昨日兄ちゃんの服透き通って見えたもん」
     
    目を輝かせる二人
    「うそやん!!」
    「まじやって!めっさ見えたって!」
     
    ちょっと悔しがって聞く
    「ほんじゃ、今俺のん見えるかどうか試してみてえや」
    「ええで、ほんなんソッコー屁ぇプーで見たるわ」
     
    「ほんじゃ俺のふとももにホクロあんねん 右か左かゆうてみて」
    「ええで。俺から見て右か左かゆうたらええねんな?」
    得意げな答えに、さらに悔しそうな表情の一人
     
    「よっしゃ、ちょう待ってや・・・」
    「・・・・」
     
     
     
    「・・・見えた!!!右のふとももやろ?!」
    「・・・ちょう・・・待って」
    「なんやねん 合うてるやろ?! お前の右の内っかわやろ?」
    「ちゃうねん。お前のもおもっきり見えてもうてんねん・・・」
    「ええ?どういうこと?」
    「お前が『見えた!』ってゆうた瞬間、俺からもお前のん見えてん」
    「ええ〜〜〜??? 俺が見えたらそっちからも見えるんか?」
    「そうみたい・・・ あそこら辺のじんましん見えたもん・・・」
    「・・・・」
     
    二人、ショックの表情で約一分の沈黙
     
    「うっそぉ・・・ふわぁ めっちゃこれ覚えんの時間かかってんで・・・」
    「いや・・・ちゃんと出来てるし。完璧やん」
    「変身もあれやったけど、今回こそ思ったのに・・・」
    「大丈夫大丈夫、立派な魔法使いなれるって。すごいやんその努力」
    「・・・。」
    「俺ほんまにすごいって思うよ。その調子で頑張ったらもっとすごいんなんで」
    焦点の定まらない渾身の笑顔でなぐさめの言葉をかける
     
     
    うつむく二人
    「魔法ってなんやろな・・・俺が望むものを手に入れようとしたら
     代わりに何かを失ってしまうよな」
    「うん・・・手に入れようとするものよりも、
     失いたくない大きな何かを失ってしまうなあ・・・」
     
     
    遠い目の二人
    「むずかしいなあ・・・」
    「うん、むずかしいわ・・・」
     
     
     
    ■3.テレパシー
     
    「テレパシーな。今練習してんねん」
    「まじで?」
    「おう。これ習得したら、武器なんのちゃうかて思てんねん」
    盛り上がる2人
     
    と、急に一人、真剣な表情に
    「ちょう、けど、変身、透視で結構痛い思いしたやん」
    「まあな。あれは日常生活に実用性がなかった」
    「せやから今回もよう考えてから練習したほうがええんちゃうか?」
    「ほんまやなあ!ちょう 何か悪い系の予測してみようや」
    「おう」
     
    2人真剣な表情で座り込む
    土に指で何かを書いては消して書いては消して
     
    「無理やわ。ふわっと思いつかへん」
    「せやなあ。何かをすると、こうなるって考えたほうがええかも。」
    「ほんまや。ほんじゃお前できるようなったらどうするつもりなん?」
    「え・・・ ん〜〜 告ってみよかな思ってんねん」
    「テレパシーで?」
    「おう」
    「普通にゆうたらええんちゃうん?」
    「恥ずかしいやん・・・顔見たらゆわれへんわ」
    「それってな」
    「おう」
    「メールでええんちゃうん?」
    「 ・・・ 」
    恥ずかしそうに答えていた表情が一変、無表情に
     
    「いや、ごめん ちゃうわ メールではないテレパシーな
     風流さがええよな」
    必死に失言を取り返そうとする
    「ん、・・・せやよ・・・な?メールよりええよな?」
    自信なさげに確認する
     
    「あかんとこを探すより、ええとこを探したほうがええな」
    「せやよな。する前からあかんあかんゆうてても何もでけへんもんな」
    2人協力してテンションを戻そうとする
     
    「気持ちがどどどって伝わったほうがええよな」
    「うん。声の大きさとかないねんから、気持ち具合が伝わったらええねんし」
     
    「その子思うときどんな気分になる?」
    「せやなあ めっちゃ一緒におりたいって気分かな」
    「ええやんええやん」
    「ほんで、一緒におったら何しよかなって想像膨らむねん」
    「おう!おう!具体的でええやん ほんで?」
    「ほんでから エロい気分なってまうねん」
    「・・・(泣き顔)」
    「・・・(それに応えるかのように泣き顔)」
     
     
    お互い目をそらして30秒の沈黙
     
    「テレパシーで頭ン中、全部漏れてまうよな・・・」
    「俺の思念、漏れたらやばい・・・ たぶんお前どころちゃうし」
     
     
    「魔法て怖いな・・・」
    「ほんま怖いわ・・・」
     
     
     
    ■4.分身
     
    「分身てな?」
    「おう 何?」
    「あれって、どっちかが主人みたいなんあるん?」
    「さあ〜 どうなんやろ 聞いたことないなあ。」
    「よう分身の一人に宿題させて俺あそぶねんとかあるやん」
    「ああ。いらんこと押し付けるとかな」
    「あれってどっちかが主人って決まってやなケンカなるよな?」
    「ほんまやな どっちも自分やもんな」
    「同じ考え持ったもう一人の自分が出てくんねやろ」
    「よう考えたらめっちゃ嫌やなあ それ」
    「せやろ?」
    「うん」
     
    2人呪文の単語帳をめくりながら
    会話を続ける
     
    「もしな、うまいこといったとするで」
    「分身になってか?」
    「そうそう。その場合って、やっぱり嬉しい事と嫌な事って
     半々で納得するやろ? 自分だけ嫌なこと多いって嫌やろ?」
    「せやなあ 自分がちょっとでも嫌な事多かったら、許され
     へんもんな。半々の案を受け入れるしかないよな。」
    「両方自分やねんし。」
    「わかる」
    「ちゅうことはな。嬉しいことも半分になんねんで」
    「あ・・・ほんまやな・・・」
    「嫌なこと半分かもしれんけど嬉しいことも半分やで」
    「それ嫌やなあ 嬉しいことは全部欲しいよな」
    「せやろ?」
    「おう」
    「それやったら、嫌なことも俺やるから
     嬉しいことも俺全部欲しいって思うやろ?」
    「ほんまやわ!ほいやし半々になってるかどうかも気になってくるわ」
    「せやろ?もう一人の自分のことばっかり気に掛かって
     しゃあないようなってまうやろ?」
    「わかる!結局、嫌なことも全部やったから、それだけ全部嬉しいって事やねんな」
     
    2人単語帳を閉じてカバンに直す
     
    「俺らたぶん今日ええことに気付いたかもしれんな」
    「ほんまや 俺ら今絶対レベル上がったで なんかそんな気するわ」
    「けど何のステータス増えてんやろ わかれへんわ」
    「あははは ほんまやな なんか点数出てほしいよな」
     
     
     
    ■5.作戦
     
    女子達の声
    「なあなあ ここの呪文の問題わかった?」
    「すご〜い!!ノート綺麗に書いてやるわあ」
    「見して見して〜」「いや〜ほんまやあ」
    「すごいなあ 50m走も一番やってんもんなあ」
     
    一人の背の高い男の子を中心に
    取り囲む女の子達
     
    「池麺って人気あるよなあ・・・」

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    コメント

    • あと、原稿用紙の使い方はもっと気にしたほうが良いのではないかと思います。
      変なところで改行が入ったり、行の頭に読点が入ったりするのは流石に気になります。
      敢えて句点を使わずに書きたいのであれば、読者にその意図が伝わるよう、作者様流の句点抜きの統一的な文章ルールで書いたほうが良いでしょう。

      長文失礼いたしました。
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    • 文章はとても読み易いと思います。

      地の文を戯曲の説明書きみたいにする手法は個人的に好きです。

      気になったのは、「魔法で手に入れると、代わりにもっと大事なものを失ってしまう」というメッセージが作品内の出来事を通して裏打ちされてない点です。

      「魔法は他人の為に使うべきこと」「魔法を人殺しの為に使うべきでないこと」は伝わるのですが、それらと「魔法で手に入れると、代わりにもっと大事なものを失ってしまう」という理屈はメッセージの趣旨がズレている気がしました。
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    作者紹介

    • Koichi
    • 作品投稿数:5  累計獲得星数:5
    • 我が道まっしぐら。目が離せない。
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