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シリーズ:‘あれ’
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‘あれ’

作者:狐狗狸

  • 無料作品 有料作品:¥0(税込) R18
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    短編。
    グロじゃないけどブッラクな感じのSFかな~。


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    ‘あれ’ 887文字

     


    ‘あれ’が来てからというものこの星のヒトはすっかり平和になった。

    昔は土地に線を引いた‘国境’といいものがあった。
    そのおかげでヒト同士で争う‘戦争’というものがあったらしい。
    随分昔の話だ。

    ヒトはまたヒトを騙したり、環境を壊したり
    ‘あれ’が来る直前なんて大気も海も大地もヒトが住むには汚れすぎていた。
    公害や放射能、理由は様々だったが生まれつき機械をつけなければ生きていけない子供も多かった。
    最もヒトの殆どは老人であったので誰も問題にはしていなかったが……。

    ‘あれ’が来たとき私は驚いたよ。
    私はまだ3歳だったが…。
    今でも覚えている。
    空が‘あれ’の舟によって真っ暗になったのさ。
    全世界がパニックになったよ。
    私達の攻撃は‘あれ’には効かなかったしね。

    そのうち‘あれ’はいろんな命令を出しはじめた。
    皆嫌がったんだが、何しろ‘あれ’は頭がいい。
    仕方なく言うことを聞いたのさ。

    それが今じゃどうだい?
    どんな‘神様’だって‘あれ’には及ばない。
    今まで地球上にユートピアを創ろうと思ったヒトは何人いただろう。
    ‘あれ’はたった7日で創り出したのさ。
    我々ヒトには出来なかった事をだよ。


    私もはじめはいろんな雑念が溢れていたものだ。
    だがお前達は昔のヒトに比べてだいぶ進化した。
    お前達には雑念がない。
    ‘あれ’の言うことがするりと入ってくるだろう?
    お前達‘あれ’の言うことをよく聞きなさい。
    ‘あれ’の言うことは絶対正しいのだから。

    そう子供に言うと彼は施設に入っていった。
    そこで彼の体は解体作業を済まし‘あれ’の皿の上に乗るのだ。

    ヒトはすっかり平和な暮らしをしていた。
    何も考えずに、まるでかつてヒトに飼われていた羊のように…。
    かわりにヒトの頭はどんどん小さく軽くなっていった。
    ‘あれ’はその事を品種改良と呼び、自分達に忠誠を誓ってくれる事をおおいに喜んだ。

    ヒトもそれを見て喜ぶのだった。
    カエルのような頭で

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