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シリーズ:涅槃
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涅槃

作者:Koichi

  • 無料作品 有料作品:¥0(税込) R18
  • 編集協力者:

    釈迦と弟子との最期の別れを、心軽やかに思い描いた作品です。


    登録ユーザー星:0 だれでも星:0 閲覧数:220

    涅槃 0文字

     

    釈迦:ふぅ・・・ふぅ・・・、しかしだいぶ歩いたなあ・・・

    弟子:大丈夫ですか?そろそろ休まれてはどうですか?

    釈迦:せやな。あかんわ。身体がとうとう言うこと聞いてくれ
      :へんようなってきた。あの木の間で休もか。

    弟子:沙羅の樹のところですね。ちょっと待ってください。
      :いま石、どけますから。

    釈迦:おおきにな。ふぅ〜〜、ちょっと横なるで〜

    弟子:ゆっくり休みましょう。だいぶ来ましたから。

    釈迦:ふぅう〜 気持ちええなあ。鳥の声が安らぐわあ。

    弟子:そうですね。ここは気持ちの安らぐいい場所です。

    釈迦:無常やなあ・・・

    弟子:常なるものは無いってことですか。
      :歩き続けるものはない。鳥も鳴き続けることはない。
      :つまり僕も、修行をし続けることはないってことで
      :よろしいでしょうか?(笑)

    釈迦:お前、返し上手なったやんけ・・・。常なるものはない
      :けど、お前は常に努力せえ。

    弟子:有難きお言葉、慎んで頂戴致しました(笑)

    釈迦:何が慎んでやねん・・・俺から言葉引き出しとんねやないかい。

    弟子:いえいえ、滅相もない(笑)

    釈迦:(笑)まあ、けどこれでお前に火はついたか?
      :燈明に火が点ったやろ。

    弟子:まだまだ、先生がいなければ私は暗闇で前が見えません。

    釈迦:(笑)

    弟子:(笑)

    釈迦:・・・(笑)

    弟子:・・・(笑)

    釈迦:・・・もう・・けどな・・・

    弟子:はい、なんですか?(笑)

    釈迦:俺に頼るな

    弟子:え?!なぜですか?!いつまでも教えてください!
      :先生が嫌とおっしゃいましても、私はついていきますよ。

    釈迦:(笑)お前、さっき、何てゆうた?

    弟子:前が見えないってゆうことですか?

    釈迦:休んでいいかどうか聞いてたやんけ(笑)

    弟子:そんな、冗談を本気で、揚げ足取らんといてください!
      :本心で休みが欲しいと思うのなら、私は元からここには
      :おりません!

    釈迦:怒るな、怒るな(笑)ちゃうがな。俺に休みましょうって
      :ゆうてたやろ。

    弟子:あ!・・・びっくりしました。そうでした。すみません。
      :休んでくださいと言っていた私が、先生の休みをお邪魔して
      :いたんですね。

    釈迦:まだまだ、修行が足りてないな(笑)

    弟子:はい、精進致します。(笑)

    釈迦:無常やで、ほんまに(笑)
      :まあ、最後の教えやから、よう覚えときや。
      :この無常を今から俺が身体張って教えたるわ。

    弟子:はい。慎んでお教え受けさせて頂きます。
      :もしやどしゃぶりの無常の雨でも降りだしますか?(笑)

    釈迦:まあ、君の雨だけでも降ってくれたら嬉しいわ。

    弟子:分かりました。先生がお起きになる前に、私考案の雨乞いで
      :どしゃぶりの雨を降らせてみせましょう(笑)

    釈迦:いや、俺は絶対に起きひんよ(笑)
      :俺も無常やから(笑)ほな、今から涅槃(ね)るで。
      :おやすみ(笑)

    弟子:はい、おやすみなさいませ(笑)


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    コメント

    • すみません、☆のつけかたがよくわかってなくて☆つけられず(^_^;)☆つけたいのですが…。
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    • 関西弁が意外すぎてまず
      ずっこけたのに
      妙に馴染んでとてもよかったです。
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    • ありがとうございます。演出臭くならず、じめっともしないで普段の掛け合いのなか、最期の別れを描きたく、大阪弁を選びました。^^;楽しんでもらえてなによりです。
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    作者紹介

    • Koichi
    • 作品投稿数:5  累計獲得星数:5
    • 我が道まっしぐら。目が離せない。
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