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シリーズ:イッパンの反撃!
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イッパンの反撃!

作者:キクマルキクチ

  • 無料作品 有料作品:¥0(税込) R18
  • 編集協力者:

    ※シナリオ形式の応募になります
    楽しい遠足の最中、バスジャックが発生!
    さっきまで楽しんでいたはずの高校生たちは、一気に恐怖のどん底に!そんな事態に立ち向かったのは、クラスに居場所のない、
    遠足を全く楽しめなかった、所謂「寄せ集め班」だった!
    ホラ吹き、肥満のカップル、腹下し系女子、顔面筋肉麻痺男……。
    高校生活的には全く役立たずの彼らは、バスジャックに勝てるのか?


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    イッパンの反撃! 15094文字

     

    タイトル「イッパンの反撃!」

    ○登場人物
    三浦初美(17)高校生・一班
    前山和葉(18)高校生・初美の幼馴染み
    植村卓郎(18)高校生・一班
    仁科雄一郎(18)高校生・一班
    小室美由紀(18)高校生・一班
    松崎優衣(18)高校生・一班
    大杉清(18)高校生・一班
    佐々木勝也(18)高校生
    上田唯花(17)高校生
    望月藍(17)高校生
    小林(38)初美のクラスの担任教師
    諸星(45)バスの運転手
    梅山守(38)バスジャック犯

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    ■学校・教室(朝)
      黒板を見て立ち尽くす、三浦初美(17)。
    初美「……なにコレ?」
      黒板には、遠足の班決めが書かれている。
      初美の名前は、一班にある。
      初美の周りを囲む、前山和葉(17)上田唯花(17)、望月藍(17)の三人。
    和葉「ゴメン!だって男女3人づつの班って言われたんだもん!」
    唯花「別に、初美ちゃんをのけ者にしたわけじゃないんだよ。それだけはわかって?」
    初美「でも、一班ってさあ……」
      初美、あらためて黒板に書いてある、自分の班の名前を確認し、教室を見回す。
    初美「無理無理無理、絶対無理だって!」
      初美たちのところに、植村卓郎(17)が突っ込んでくる。初美たち、悲鳴を上げ、卓郎を過剰に払う。
      卓郎を突き飛ばした男子たちが、倒れ込む卓郎に対して、怒声をあげる。
    男子?「お前、もうちょっとマシな嘘用意しとけっつったろ、マジつまんねー」
    卓郎「ウソじゃない。遠足には行けないんだ」
    男子?「行けないんじゃなくて、行きたくねえんだろ?俺らにイジられっから」
    卓郎「違う、行けないんだよ、どうしても外せない予定が……」
    男子?「それが、何だっけ」
    卓郎「出なきゃいけないんだよ」
    男子?「だから、何に?」
    卓郎「その……スターウォーズ?」
    唯花「うわあ……」
    卓郎「エピソード、9のほうだったかな?」
    藍「今日はまたすげえのぶちこんだきたな」
    卓郎「ない話じゃないんだ。ない話じゃ!ほら、電撃ネットワークだって、出るって話あっただろ?」
    男子?「ねえよ!つーか、誰だよその、電撃なんとかって」
      和葉、卓郎を足蹴にする。
    和葉「……こっち来ないで、マジキモいから」
      初美、怪訝な顔で卓郎を見る。
    卓郎「嘘じゃないんだよ……」
    T「植村卓郎:一班」
    和葉「……ね?」
    初美「ね?って……」
      小林先生(38)が、教室に入ってくる。
    小林「おーい、席つけー」
      生徒たち、全員席につくが、教室の中央で、激しいキスをしている太った男女が二人。松崎優衣と、大杉清。
    小林「松崎・大杉。そろそろキスやめなさい。授業はじめるから」
    結衣・大杉「はーい」
    T「松崎優衣・大杉清:一班」
      二人、キスをやめ、席につく。太っている二人は、互いの男版・女版といった感じで、瓜二つである。
    和葉「あの二人、どんどん似てくるね」
    唯花「そのうち、一体になったりして……ていうか、あの二人多分してるでしょ?」
    和葉「何を?」
    初美「……その、合体?」
    和葉「やめてよ!想像しちゃったじゃん!」
      二人を見て、怪訝な顔をする、初美。
      初美、小林に駆け寄る。気まずそうに目を逸らす、小林。
    初美「先生、(黒板を指し)どういうこと?」
    小林「班決めは昨日やるって前から言ってただろ、なのに休んじゃうから……」
    初美「だからって、こんなの……」
    小林「ほら、仁科も笑ってるだろ」
      小林、車椅子に座り、ニコニコ微笑んでいる仁科雄一郎(17)を指さす。
    初美「あの人、いつもあの顔じゃん」
    T「仁科雄一郎:一班」
      小林、初美に顔を近づけ、耳打ちする。
    小林「(小声で)一日だけ、我慢してくれ……」
      初美、憮然としたまま席に戻る。隣の席には、和葉が座っている。
    和葉「ごめんね……でも、わかんないじゃん。話してみたら、案外いい奴らかもよ?ほら小室さんとかなら、大人しいけどまともそうじゃん?……喋ったことないけど」
    初美「もう大丈夫って言ってるじゃん」
    和葉「怒ってる?」
    初美「だから怒ってないって」
    和葉「怒ってんじゃん」
    初美「もういいってば!」
      初美、和葉にそっぽを向く。
      と、教室の扉が急に開き、慌てた小室美由紀(17)が入ってくる。
    美由紀「すみません、遅刻しました」
    小林「小室、遅いぞ。どこ行ってたんだ?」
    美由紀「いや、あの……」
      美由紀、テンパったまま、席につこうとするが、慌ててこける。スカートがめくれると、その下にはオムツが履かれている。呆然とするクラスメイトたち。
    小林「あのあれだ。小室は、ちょっとばかり胃が弱くてな……予防だぞ?あくまで。漏らしてるわけじゃない。な?小室」
    美由紀「はい……」
    T「小室美由紀:一班」
    初美「大丈夫、大丈夫……」

    ■バス
      一般の他の面々に囲まれながら、窓の外に絶叫する初美。
    初美「って、やっぱり大丈夫じゃないってえ!」
    T「三浦初美:一班」
      バス、走り出す。
    メインタイトル「イッパンの攻撃!」

    ■梅山家・外観
      田舎にある、ごく普通の一軒家。

    ■梅山家・守の部屋
      外の光が遮断され、散らかった暗い部屋。そこでテレビを見る男・梅山守(37)。テレビでは、昔の学園ドラマがやっている。若い女優や俳優が、恋やスポーツに取り組む姿が、瑞々しく綴られた青春モノ。
      扉がノックされる。梅山の母の声。
    梅山母「……何か届いてるわよ?」
      梅山、おもむろに立ち上がって扉を開け、母の手にある小包を奪い取り、すぐに扉を閉める。
      小包を開くと、中には小型の拳銃が入っている。

    ■バス・内
      バスを運転するのは、中年のドライバー・諸星。
      皆、それぞれ騒いで楽しそう。
      バスの後方座席で、六班(和葉の班)が、楽しそうに談笑している。その中の一人・佐々木勝也が、男子の一人から押し出され、和葉の前に突き出される。
    男子?「なー。こいつ、前山とおんなじ班て決まってたって、超嬉しがってたよ」
    佐々木「何言ってんだよ」
    唯花「え?いやなの?」
    佐々木「あ、いや……よろしく」
    男子?「おめー何照れてんだよ!」
    佐々木「やめろって……」
    和葉「よろしくね、佐々木君」
      和葉、佐々木に向かって微笑む。
      初美、バスの前方座席から、和葉たちの班を羨ましそうに見ている。

    ■梅山家・居間
      梅山の母が洗い物をしている中、梅山が部屋に入ってくる。梅山母、梅山の方に視線が行っていないが、梅山の手には拳銃が握られていく。
    香苗「さっきなんか音したけど、何?」
    梅山「なんでもない」
    香苗「出かけるの?車使う?ごはんまでには帰ってくるのよ」
      梅山、銃口を母親に向ける。

    ■梅山家・前
      血塗れの梅山、車に乗りこみ、走り出す。

    ■バス・内
      バスの中、班ごとに座っている。固まって座る一班の面々の中、楽しそうにしているクラスメイトから目を背けている。
    初美「バスまで班毎じゃなくていいのに……」
      顔をギリギリまで接近させ、見つめ合っている、清志と優衣。
    清志「結衣、ほら見てごらん」
    優衣「山だわ」
    清志「山だね」
    優衣「素敵」
    清志「山なのに、スポーツカーが走ってるよ」
    優衣「カウンタックね。素敵」
    初美「……脳が溶けそうだわ」
      清志と優衣、口づける。
    初美「……目も腐りそう」
    卓郎「僕んちにああいう車、あるよ。十五台ぐらい。僕も敷地内でたまに乗り回してるんだけどね。内緒だよ」
    初美「(うんざり)へぇー」
    卓郎「すごいだろう?」
    初美「あんた、変わらないねえ、ホントに」
    卓郎「ありがとう」
    初美「褒めてないし。言っとくけど。あんたのそのホラ、誰も聞いてないから」
    卓郎「ホラなんて、一度もついたことはない」
    初美「別に知ったこっちゃないけどさ……そんな風に人の気を引こうとして、楽しい?」
    卓郎「……そういう君は変わったな」
    初美「ありがと」
    卓郎「褒めてない」
    初美「あっそ」
    卓郎「前山和葉、あいつもな」
    初美「……」
    卓郎「君ら無理して、自分を大きく見せて。そんなの楽しいか?」
    初美「はあ?無理?何のこと?」
    卓郎「自分の胸に聞いてみろよ」
    初美「つうかマジ話しかけないでくんない?」
    と、仁科が、初美のほうを見ている。
    初美「仁科君、どうしたの?」
    仁科「(微笑んでいる)」
    初美「何か用?」
      仁科、卓郎の耳元に、何か耳打ちする。
    初美「ねえ、何?どうしたの?……この人、何言ってるの?」
    卓郎「下手に聞いたら、妊娠するぞ?」

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