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シリーズ:腐女子の子供は腐女(男)子になるか?について
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腐女子の子供は腐女(男)子になるか?について

作者:mizuka

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    タイトルのまま


    登録ユーザー星:5 だれでも星:8 閲覧数:2239

    腐女子の子供は腐女(男)子になるか?について 2878文字

     

    私は学生時代から腐女子になり一時期どっぷりと嵌ってしまいました。しかし結婚した当初は主人に隠れて細々と読み続けていましたが、直ぐに子供が出来たので親としてBLなんか読んでちゃ駄目だと思いすっぱりと縁を切りました。そして第1子は女の子で3年後に第2子の男の子が生まれて、慌ただし子育てをして行き何とか無事に成長し長女が小学校に入り余裕が出来ましたがBLには一切目が向かず腐を絶ち切った生活が続いていたのです。しかし主人がネットを始めたのが運の尽き!私もネットを始めると無料で読めるBLサイトがひしめいており、いけないと思いつつ子供が学校に行っている間にBLを読みあさるようになってしまい、ああ〜駄目な母親だと思いつつネットでBLを読んでいました。本を買うと証拠が残りうっかり子供に見つかったらヤバい!何しろ表紙から妖しい雰囲気が漂っており見られたら一発でバレてしまう。 だけどネットなら画面を直ぐ消せばいいのでバレ難いと思い、その内にリビングに子供が居ても読み始める腐りプリを発揮する私。はっきりって腐ってます!
    だけど子供は誤魔化せても主人は誤魔化せず、パソコンを共同で使用しているのでばれるのは当然な話で私が腐女子がバレてしまう。
    しかし新婚当初なら恥ずかしかったかもしれませんが既に子供を産んだ私は図太くなり開き直った上にBL本を時折買うようになってしまう始末。そんな私でも子供にはバレないようには気を遣っていたのですが子供成長は侮れない。長女が小学6年生になる頃にはライトノベルに嵌りだした娘はBLなるジャンルを友達関係から知るようになりある日私に言いました。
    「ママの読んでいるのBL?」
    「エッ!? 違うよ」
    衝撃的な娘の言葉に咄嗟に否定したけど、それ以降も何度も聞かれとうとうゲロしてしまったのだった。矢張り敗因はリビングでパソコンを点けっぱなしで離れて放置し、どうせ文章だけだから分かんないだろうと高を括っていたのがいけなかった。
    そして子供は何時までも無垢なままでは無いのを思い知る私だったが、考えてみれば私も娘と同じくらいの年齢で「風と木の詩」を読んでいたので当り前かと納得。カエルの子はカエルかと思い
    「ミーちゃん(仮名)も読むの?」
    と恐る恐る聞いてみた。
    「ううん。私嫌いだけど友達が好きなんだ」
    それを聞いてどうやらカエルの子はカエルで無いのを知ったが正直ホッとする。流石に親子で腐の話で盛り上がるなんて寒すぎる〜〜
    幸いにも高校生になった娘は未だにBLには目覚めていないがラノベにどっぷりと嵌っていて特に西尾維新先生が1番好きな作家らいいが、私には一番理解に苦しむ作家。どうやら親子と言えども嗜好は全く似なかったようです。
    そして最後に息子にばれたのは奇しくも同じく小学6年生の時で娘がばらす。初めはBL がどんなものか理解していなかったが優しい姉に教えられ徐々に男同士の恋愛モノだと知って行く。なんて小悪魔な娘……
    その上
    「ママはルー(仮名)が男と付き合って欲しんだよ」
    とからかうように弟に言う始末。
    「俺は絶対にヤダ!キモい!」
    思わず娘を叱ろうかと思ったが止めた。
    「お母さんはルーが男の恋人を連れて来てもちゃんと受け止めるけど、ミーちゃんも女の恋人を連れて来ても許すよ」
    と返すと黙りこむ娘。GLは好きでは無いが同性愛は否定しない人間なので母を甘く見ないで貰いたい。そう言うネタで人をからかうなと言っておいたけど時折そのネタを弟をいじる娘、ゲイに対する拒絶を植え付けているようにしか見えないので困ったものです。
    確かに息子が男の恋人を連れて来たら嬉しいな〜と少し妄想している駄目な母親。田舎の所為か未だ生のBLに出くわしていないのでリアルで見たいと言うのが本音。大人になった息子が『お袋、コレ俺の恋人』と男性を紹介されたら大興奮しそうで自分でも怖い。しかし息子はノーマルのようなので残念ながら夢は叶いそうもないのでガッカリだ。
    ――世の中上手く事は運ばないものだとつくづく思う。
    しかし、二人の子供は私の趣味のBLを理解は出来ないようですが私が好きな趣味として受け入れてくれるようで、読むのも書くのも生ぬるい目で見守ってくれるので嬉しい限り――それだけでよしとし息子が彼氏を連れて来る夢は諦めました。
    だが家族で古本屋に出かけた時の話で家族に趣味がばれたので堂々とBLコーナーで立ち読みしながら物色していると小六の息子がやって来て
    「またそんな気持ち悪い本読んでるのかーお母さん。頭が腐るぞ」
    と大きな声で声を掛けて来るので思わず絶句!
    周囲には男性客も数人おり思わず笑うしか無い。
    その場で叱る訳にも行かず無言で息子を連れてその場を離れてから
    「あんな話を大きな声でしたら恥ずかしいでしょう」
    「疾しいからやろ」
    と突っ込まれる始末。昔はあんなに大人しくって可愛かった息子は憎まれ口を叩く様になったのかと成長を喜んでいいのか悲しんでいいのか。取敢えず人前で母の恥ずかし趣味の話はするなと言い含め、自分の母親が腐女子だと周囲にばれると自分も恥ずかしい事になるよと言うと納得させた。その事を車の中で主人に話すと
    「その声聞こえてた。 絶対に他人の振りしようと思ったよ」
    と笑って言われ、息子の声は思いの外大きかったようで結構な広範囲に響いていたよう。せめてもの救いはその古本屋が隣の市だったので知り合いが絶対にいない事だった。住んでいる市の本屋では絶対にBLコーナーには近付か無いのは鉄則!田舎なので知り合いに見られる確率が高いので行けないんですよ〜〜
    本屋さんでBL本を手に入れるのはおばさんにはかなり勇気が要るんですよね…だからネットで買えるのは本当に有り難い時代。
    子供達に呆れられてもBLの世界から足は一生洗えない。だから死期が近くなったら子供達が母親の趣味を知ってショックを受けないように本はある時期には処分をしようと密かに考えていたのですが、ばれた今では何時死んでも私のコレクションを人知れず処分してくれるだろうと心置きなく集められます。しかし私の書いた話はネットの腐海の底で埋もれて人知れず残る事でしょう。
    子供達ゴメンよ〜こんな腐った母親で。
    こんな私を見ている所為で娘は腐女子にならなかったのだろうか?
    娘が生まれた時はこの子もBL を読むんだろうなと思いながら可愛い寝顔を見ながらBLを読んでいたが、蓋を開けてみれば腐女子にはならなかったようだがまだ分からない。20代、30代でBLに目覚める場合もあるので私のコレクションが役に立つかもしれないし、殆ど可能性は無いが息子が腐男子になるかもしれない。
    人生何が起こるか分からないのだから!
    だから今日もネットで本を注文する母を許してくれ!
    カエルの子はカエルになる日を期待しBL 本を買うのだった。


    ――これは馬鹿な腐の母親の言い訳だったというオチ――


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    コメント

    • 高校生の娘をもつものです。うちもすっかりばれてます。うちの子はオタクではありますが、「腐」ではないです。わたしも作者様と一緒で『風と木の詩』を見たのがはまるきっかけですが、確か小学生だったような…。もう中学校では立派に『腐女子』だったので、高校生になった娘は『腐』にはもうならないかなぁと思ってます。まぁ『腐談義』できたら楽しかったとも思うんですけどね。でももし『腐』でも絶対好みが違うのでカップリングで喧嘩になりそう…。
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    • umiumiさんコメント有難うございます。どうやら同年代のお方のようで嬉しいです。矢張り趣味を隠し通すのは難しいものですね。子供が親の恥ずかしい趣味を知るのは母親が息子のエロ本を見付けてしまう心境と似てるんでしょうか?子供に聞いてみようか…
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    • 面白かったです。ほのぼのしていていいな、と思いました。
      母親が腐女子なのは若干憧れます。
      趣味を隠さなくて良いのは凄く楽だから。でも自分の子も、と思うと微妙な気も・・・・?
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    • 確かに親子で腐女子は引いてしまいますね。 だけど喉元過ぎればなんとやら…何時の間にか家族の前で母娘で平気で腐談議をしそうで怖いです~~
      将来そんな日が来て欲しいような欲しくないような複雑な所ですねw
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    • このタイトルを見て、我が家を思いました。

      私にも同じように2人の子供がいます。
      本をよく読む長男は、私の書く作品を読み徐々に腐男子に(;一_一)
      一方長女は、超拒絶状態!
      同じ兄妹でも、違いが出ますねぇ。
      しかしながら、私の描く」イラストにはふたりして食いつきます。これが摩訶不思議…
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    • 長男君が腐男子なんて羨ましい~私なら絶対に学校内のあれこれを探らせてネタにしたい!しかし長女さんはBLアレルギーなんて…本当に我家もそうですが兄弟でも性格が違っていて面白いですね。
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    • 思考がリアルだ…明日は我が身な状態としては、すごく真面目に読んでしまいましたw

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    • これは我家の実話でです~
      腐女子と娘にばれた時はかなり焦りましよw
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    作者紹介

    • mizuka
    • 作品投稿数:4  累計獲得星数:109
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