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シリーズ:貴重な500円玉
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貴重な500円玉

作者:巨魂

  • 無料作品 有料作品:¥0(税込) R18
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    価値についてぼんやり考えてたら浮かんできたもので


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    貴重な500円玉 742文字

     

    僕は来週、この実家を出る。
    25年間住み続けたこの家を出る。
    僕は部屋を片付けていた。
    机の裏に貯金箱を見つけた。
    これは確か僕が小学校1年生だった時の貯金箱だ。
    当時流行っていたキャラクターが描かれていたので思い出すことができた。
    約20年前もの間、ずっと眠っていたのか?
    中身を開けると500円玉が入っていた。
    僕が入れたのだろうか?記憶を追いかける・・・
    思い出せない。入れたような気もする。
    でも、ここに眠っていたという事は多分、僕が入れたのだろう。
    当時、僕はどんな思いでこの500円玉を入れたのだろうか。
    何かを楽しみに貯めるつもりだったのだろうか?
    当時5、6歳の僕にとっては大金だったであろう。
    いつも100円玉を握りしめて駄菓子屋で10円の飴を5個、10円のガムを5個買っていた。
    50個も買えてしまう大金だ。
    当時の僕は何を考えてこの500円玉を貯金箱に入れたのだろう。
    分からない。切なくなってきた。
    今ここにある500円でもっと楽しい思いができたであろうに。

    10年後、20年後も同じような思いをするような気がしてきた。
    つい最近まで貯金をして貯めた10万円。
    ずっと寝かせておくつもりはサラサラない。
    けれども、ちゃんと考えて有効活用しなければと強い思いが込み上げてきた。

    少し前まで何万円かで好きなフィギアを買おうと考えていた。
    思い留まった。
    古本屋行って漫画ではない活字本を買ってみようかと急に頭に浮かんだ。
    軽いタッチの本から始めようか。
    なんでこんなこと考えてるんだ?わからない。
    来年にでもワーキングホリデーに行ってみようかな?
    なんで?わからない。

    どんどん様々な考えが浮かんでくる。
    だんだん楽しくなってきた。
    僕はこの後の1週間、その10万円の使い道をずっと考え続けることになるなんて思いもよらなかった。

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