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リプレイ小説コンテスト結果

受賞作が好評発売中!
2012年12月から開催された『エンドブレイカー!』リプレイ小説コンテスト。
大賞、佳作それぞれの受賞作がついに販売開始!
電子書店パピレス電子貸本Renta!にて好評発売中!
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2012年12月より開催致しました 『エンドブレイカー!』リプレイ小説コンテスト について、73作品のご応募を頂きました。
 作品を応募頂きました作家の方々及び、作品へコメントや評価を頂いた読者の方々に深くお礼申し上げます。

※コンテストの概要についてはコチラをご覧ください。
メダル
大 賞
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『Relic―水晶の牢―』 マスター:物集一葉
 ●『終焉』を『終焉させる者』
 人は死の瞬間、過去の情景を走馬灯のように見るという。
 けれど、もし。すれ違う他人の瞳の中に、そんな末期の情景を視る力があったとしたら。
 君はどうするだろうか。
『あなたは近々、酒に酔って迷い込んだ路地裏で、野犬に食い殺されますよ』…”
下記2店で販売中!
選評
総合的に見て、今回のエントリー作品の中で最も完成度が高い作品でした。
 特に『リプレイ小説コンテスト』という今回のプロジェクトにおいて、高い文章力でしっかり物語を描ききっていた(=素晴らしい小説作品を完成させた)だけでなく、リプレイにおける最大の魅力である『お客様のキャラクターの魅力を最大限に生かす』という点にも優れた作品であり、このふたつの要素を非常に高いクオリティで兼ね備えていたことが、大賞の決め手となりました。
 通常のリプレイは「自分のキャラクターが活躍しているから面白い」という面が大きいかと思います。しかし、この作品は純粋にひとりの読み手として「面白い!」「楽しい!」と思うことができ、満足感がある点も良かったです。  リプレイの参加者、それ以外の読者、どちらも満足させる良い作品でした。大賞、おめでとうございます。
株式会社トミーウォーカー:うえむら
メダル
佳 作
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『嘆きの星宮』 マスター:雨山滋
 第一章 世界のはじまり
 
   数百年の昔、世界を滅ぼそうとする大魔女『スリーピング・ビューティー』がいた。
   尋常ならざる力を持った彼女に従う軍勢は、人々を辛うじてその脅威から守っていたグレートウォールさえも破壊し、いよいよ世界の終焉へのカウントダウンが始まろうとしていたという…” 
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選評
実にリプレイらしい部分と、ライトノベルとしての構成が上手く絡みあった作品でした。ともすれば説明調に陥りがちな世界設定を、物語の展開に混ぜ込んで説明していく流れは「エンドブレイカー!」を知らない読者にも受け入れ易かったと思います。
 特に印象的だったのは、「ゲートエンブレム」という能力の扱い方。単に扉を堅く閉じるだけの地味な能力ですが、これを使って敵との戦闘を回避して迷宮を攻略していく様子は、まさにリプレイならではだと思います。そして、こういった特殊能力を要所要所で使うだけではなく、最初にさりげなく「ゲートエンブレム」を使っておいて、後から有効に活用するという展開にすることで、ゲーム世界を知らない読者にも段階を踏んで慣れさせていく。この流れが秀逸でした。
 ボス戦が短くやや物足りなさは残りますが、総じて読者を強く意識して描かれていることで、物語世界に自然に入って楽しむことができる作品でした。
株式会社パピレス:販売担当
メダル
佳 作
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『さかなの夢、金のうみ』 マスター:ふじもりみきや
 ●夢と、現実
 この涙が、砂になって。世界を埋め尽くせばいいと思った。
 そうしたらきっと貴方も、私の想いに気付いてくれるだろうから。
 どれだけ言葉にしても解ってくれないこの悲しみに、どうか気がついて欲しかったから。
「……行かないでください」
 酷い時代だった。人の命はとても軽かった…”
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選評
とてもきれいな、切ない話です。エンドブレイカーとマスカレイドは相容れない存在ですが、それでもランシェたちはマスカレイドであるティアの願いをかなえようと、ともに行動します。
 他にも同様に両者の交流を描いた作品はありましたが、本作はマスカレイドの人格設定や文章表現を含め、抜きん出ていた様に思います。
 特にティア視点での描写は可愛らしさと、それ故の物語後半の悲哀とを演出する見事なものでした。
 ただ、レッサーデモンについての描写は少々薄く、話を広げ過ぎないようにするためかもしれませんが、もう少し描かれていても良かったように思います。
 物語のラストに記されたティアの独白は、切ない中にも暖かく、読み手の気持ちすら救ってくれた様に感じました。
株式会社パピレス:制作担当
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※受賞者の皆様へ(賞金授与について)
株式会社トミーウォーカーからメールが送られます。
賞金支払その他手続きの為の必要事項が記載されておりますので、必ずご確認ください。
審査員によるコンテスト総評
全体的に、非常に楽しく読めました。僕が推薦した作品が全て受賞作になった訳ではありませんが、かなりの作品において、通常のリプレイでは使用しない『小説用の技巧』が施されていて、それを探すのも楽しかったです。たとえば、受賞作以外にも『迷宮の闇、封印の影』『災禍の蓋』等の作品をご覧になってみてください。
 惜しむらくは、『エンドブレイカー!』という世界をきちんと説明しないといけないという気持ちからか、少し説明が多くなってしまっている作品もあり、その点については、本来はもっと良い作品にできる能力がある作家さんなのに、気を使っていただいて申し訳ないなという気持ちになりました。
 ともあれ、きっちりと読み込む方にも、空いた時間に楽しく読みたい方にも、どちらの方にも楽しんでいただける作品群が揃ったのではと思っています。この作品から、原作である『エンドブレイカー!』にも興味を持っていただけますと、嬉しく思います。  
株式会社トミーウォーカー:うえむら
今回のコンテストでは、本来は読者が様々な設定の知識を持っている前提として書く「リプレイ」を、そうでない読者を想定した小説に変えるという点で、「慣れない世界観・設定をどうやって読者に伝え、読ませるか」という要素が一つのキーになっていたと思います。普段からリプレイを書かれているマスターの方々だけあって、物語の設定・戦闘描写などは純粋に面白い作品が数多くありました。その中で、入賞を果たした作品は、物語としての面白さはもちろんのこと、冒頭で読者の興味を引くギミックがあったり、物語の展開を妨げない形で説明を行う等、リプレイの枠から脱して「小説形式」へのアレンジが上手く成されている点で高い評価となりました。

 一方、上記のアレンジという点で受賞には至らなかったものの、ネタとノリで突き進む力強い作品もあり(『名状しがたきナニカとの邂逅』など)、これらにはリプレイの面白さを再確認させられました。実にマスターとプレイヤーが楽しそうで、自分も参加したくなる魅力を感じます。
株式会社パピレス:販売担当
投稿された作品はどれもレベルが高く、限られた設定の中で巧みに物語を表現していたように思いました。
 技術的には受賞作品と比べて何ら遜色のない作品も数多く見受けられます。
 その中でも受賞作品は、どれも個性的なキャラクターと共に、書き手独自の世界を築いていたように感じました。  ともすれば同じような話になってしまう条件の中で、どれだけ読者に自分の世界を印象付けられるかが評価へ繋がったのではないでしょうか。
 また惜しくも受賞を逃してはおりますが、『凍れる暁の涯て』などは、ストーリー・キャラクターともに個性的かつ綺麗にまとまっており、完成度の高い作品だと感じました。

 一方で誤字が散見されたり、もう少し言い回しを工夫すればより良くなったであろう作品もあり、惜しいと思うと同時に、こういう時こそupppiの改訂機能を利用していただければと思いました。
株式会社パピレス:制作担当