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賞金総額80.1万円 upppiボーイズラブ小説コンテスト

出版作品
『アドリアン』 [著]辰波ゆう[画]コーノテツ
表紙

 ボーイズラブ小説コンテスト審査員特別賞賞作品が表紙コンペで選出された表紙と共に販売を開始!限定書下ろし短編「マグダレーナ」「アディの肖像」の二作がついた豪華版です。

 「気に入った。君のその顔、それにからだも」
 生まれつき足の悪い青年アドリアンは遠縁の店で世話になり、その裏で銀器を磨くだけの日々。
 自分は役立たずだと思っている彼の前に、尊大な画家メースター・ヤンが現れる。

『黒木くんと美月ちゃん』 [著]神野夕[画]りむ
表紙

 ボーイズラブ小説コンテスト審査員特別賞賞作品が表紙コンペで選出された表紙と共に販売を開始!設定やシーンの追加によって、より楽しめる作品に生まれ変わりました!

 高校デビューに失敗してしまった地味で友達皆無の黒木。そんな彼のクラスに転校してきたのは、名前に似合わない2mの巨体の男、早乙女美月(♂)であった。そんな美月に「一緒に球技大会に出てくれないか」と頼まれた黒木だが……。

『ゼロコンマ ―狐の舌が徴した左手、兄の指が刻した背中―』
[著]岡野こみか[画]m.to
表紙

 ボーイズラブ小説コンテストキャラクター賞作品が表紙コンペで選出された表紙と共に販売を開始!ボリューム大幅UPに加え、限定書下ろし「賭 ~ONEorZERO~」と「無量の想い」の二編も収録!

 兄貴は厳しくて、俺にとって怖い存在の筈だった。
だから信じられなかった。俺を押し倒して襲って。俺を庇って死ぬなんて……。
異形と交わることで鎮める力を持つ零は、兄である壱朗との再会を目指し前へ進み始める。

『その言葉を何度でも 完全版』 [著]高端連[画]ほしいも
表紙

 ボーイズラブ小説コンテスト大賞作品が表紙コンペで選出された表紙と共に販売を開始!編集作業を通してより磨きがかかった本作をお楽しみください!
 主人公たちの後日談、「その言葉を一度だけ」も限定収録!

 新規開店を控えたゲームショップでアルバイトをしている福岡。目下の悩みは怖くてきつい、黒髪眼鏡の副店長の加西である。そんなある日、福岡は加西が事務所で男とキスをしているのを目撃してしまう…。

『賞金総額80.1万円 upppiボーイズラブ小説コンテスト 優秀作品18選』
表紙

 最終選考と優秀作品をまとめたアンソロジー集!

 本書は、株式会社パピレスが運営する「電子書籍投稿・編集サイトupppi」にて、2012年11月から2013年4月にかけて開催された『upppiボーイズラブ小説コンテスト』に於いて、惜しくも受賞に至らなかった選外優秀作品を選抜し構成したアンソロジーです。

upppi出版作品をモバイル端末からご購入する場合はコチラ!
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 ※携帯サイトでは販売開始時期が異なる場合があります。ご了承ください。
受賞作の状況
  • ■編集者がついて完全版を執筆&プロデビュー
     BL小説コンテス受賞作については、プロの編集者が付き、編集作業を行った後に完全版が電子書店パピレス電子貸本Renta!で販売中です。
  • ■表紙イラストが付きます
     現在upppi上で行っているBL小説表紙コンペの選出作品が、販売時に表紙イラストとして使用されます。
書籍収録予定作品一覧
ボーイズラブ小説コンテストでは、受賞作・最終選考作品以外にも優秀な作品が数多くありました。
最終選考作品・その他優秀作をまとめて一冊のアンソロジーとし、
後日電子書店パピレス電子貸本Renta!で販売予定です。
出版の際、掲載作家様には献本に代えまして販売サイトで使用可能なギフトコードを進呈いたします。
※発売予定日は変更となる場合があります。
※アンソロジー収録作品はコンテスト審査時の状態で収録されます(誤字・脱字等の修正を除く)。
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2012年11月より開催致しました upppiボーイズラブ小説コンテスト について、116作品のご応募を頂きました。
 作品を応募頂きました作家の方々及び、作品へコメントや評価を頂いた読者の方々に深くお礼申し上げます。

エントリー116作品について、読者のコメントや評価を参考にしつつ審査員による作品選考を実施致しました結果、最終審査まで残った11作品から 大賞・ベストストーリー賞・ベストキャラクター賞・審査員特別賞 を以下の通り選出致しました。

※コンテストの概要についてはコチラをご覧ください。
メダル
大 賞
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 1
 階段を降りた先、外へ続く重いドアを開けると、冬を予感させる冷たい風が吹いてくる。
 それに身をすくめてから、俺は自動販売機に向かった。缶コーヒーの品揃えがいい自動販売機前で財布を探れば、目当ての炭酸飲料代ぴったりに小銭が出てきた…”  
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選 評
 最終選考に残った作品の中でどれを大賞にするかは、審査員の中で最後まで割れた。最終的にこの作品が大賞に輝いたのは、全体的なバランスが最も整っていたからである。新規オープンを控えた中古ゲーム買取ショップで、"初日の売上目標130万"に向かってスタッフが奮闘するのだが、当初全くやる気のなかった主人公(攻)が副店長(受)に認められるために努力していく過程は非常に自然に描かれている。また、第一印象が最悪だった副店長(受)が、あることをきっかけに別の顔を見せていくギャップもポイントが高い。ただ、店長の立ち位置が中途半端になってしまっていたので、副店長にはやむを得ぬ理由があってどうしても手が出せなかった、などもう少しエピソードを入れることで物語により深みが出たのではないだろうか。
株式会社パピレス販売担当:菊池
メダル
ベストストーリー賞
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 序
 裏木戸を静かに開けて、ひとりの男が忍び込んだ。
 どっしりとした褐色の帽子に頭を覆い、身も同色の外套に包んでいる。かなり傷んではいるが、もとは上物だったとわかる身なり。毛羽の長い天鵞絨(びろうど)の外套にはよく見ると地紋があり、晩秋の朝の光に鈍く光る…”  
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選 評
 主人公の「生まれつき足の悪い」という設定がストーリーの軸として実に上手く機能しています。
 こういった身体障害要素は、ともすれば蛇足に成りかねませんが、『アドリアン』では主人公の性格・境遇形成の土台として納得のいくレベルで描かれ、主人公のコンプレックスを自然に読者に受け入れさせることに成功しています。また、最終的にコンプレックスの克服・昇華によりカタルシスを生み出す展開もお見事。
 ただ、最終局面でやや唐突に終わりを迎えてしまったことが非常にもったいない。絵画の完成に留まらず周囲からアドリアンへの賞賛を描くことで、物語のカタルシスがより甘美に味わえるように思われます。
 他にも細かい部分では気になる箇所が見受けられたり、BLの王道路線ではないので好みが分かれるという点もありますが、それらを踏まえてもストーリーテラーとしては十分な伸び代を感じられ、今後に期待を持てる作品でした。
株式会社パピレス販売担当:新堂
メダル
ベストキャラクター賞
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 ゼロコンマ ~俺が異形に襲われ続けるようになったのは、ブラコン兄貴のせいだった

 0と1はすぐ隣にあるのに。
 コンマを入れると、永遠に遠くなる。
 俺と兄貴との距離のようだと、思った…”  
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選 評
 登場するキャラクターは計六人(主人公、兄二人、「異形」三人)とやや多い印象ながら、それを意識せずにテンポよく読めるのは、各キャラクターとも特徴を持って書き分けられており、存在感があるからだろうと思います。個々のキャラクターだけでなく、それぞれの名前の呼び方など、各キャラクター間の関係も自然に描かれており、リアリティがありました。
 独特の世界観や、主人公の「体質」などの設定もしっかりしており、描写も簡潔で分かりやすいので、一気に読めました。
 今回は投稿文字数の制約もあったと思いますが、各キャラクター一人一人のストーリーをもう少し膨らませて、じっくり読んでみたいと思わせる作品でした。
株式会社パピレス仕入れ担当:甘木
メダル
審査員特別賞
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 高校デビューに失敗して早3か月が過ぎ去った。
 無理に明るく振舞おうとしたのが間違いだったと思う。意気込んで声をかけると噛みまくってしまい聞き返されるし、ギャグの一つでも言おうものならその場が一瞬にして凍りつく。女子に話しかけられるとアガってしまい、顔が真っ赤になってうまくしゃべれない。これではただのムッツリスケベの痛いヤツではないか…”  
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選 評
 BL作品の中でギャグを前面に押し出した作品は非常に少なく、その中でも異彩と輝きを放っていたこの作品。
 通常は美形のキャラクターを出すのが多い中で、この話は相手役の美月くんをゴリラのような容姿だと主人公が言い放つところからスタートするという、予想のななめ上の展開から私も笑いを堪えるのに必死でした。
 話自体も、主人公であるネガティブ思考の黒木君が自分に自信を持つまでの過程が、美月君と出会ったことで始まるという話としてしっかりと書けています。どこまでもポジティブで『いいやつ』な美月君に影響され、後ろ向きだった黒木君が少しずつ変わっていく過程は共感が出来、ライトなコメディBLとして楽しめる作品と言えます。
 ただ一点、気になる点もあります。人気の少女漫画作品と一部キャラクターが似ているという意見も見られました。ですがそのうえでも賞を与えるに値する作品と思わせたのは、筆者の実力と言えるでしょう。
株式会社パピレス編集担当:弓島
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受賞作は現在書籍化へ向けて準備中です。
詳細については後日公開予定ですので、今しばらくお待ちくださいませ。
審査員によるコンテスト総評
 コンテストに参加いただいた皆様、お疲れさまでした。また、多数の作品をご応募いただきありがとうございました。
 今回は初めてのBL小説コンテストということで、運営側にとっても良い経験となり、また手応えも感じました。
 審査過程では評価の割れる作品もあり、受賞作を絞り込んでいくのが大変でした。導入部分では「おっ」と思わせる作品でも、後半が急展開になったり、呆気なく終わってしまうケースが少なからずありました。ただ、そうした作品については、今後の推敲によって、名作になる可能性を十分秘めていると思います。
 賞の選考対象に残った作品については、今後アンソロジーとして電子書籍で配信予定ですので、ぜひご覧いただければと思います。  
株式会社パピレス仕入れ担当:甘木
 「すごく惜しい!」というのが第一の感想です。レベルの高い作品、尖った作品は数多くありました。しかし、「総合的にレベルは高いが、決め手に欠ける」「非常に尖った魅力的な作品だが、文章・表現力が未熟」という作品が多く、審査は難航しました。ただ、逆に言えば、かなり多くの作品が伸び代を見せてくれたことも確かです。磨けば光る原石が散見されたのは大きな収穫でした。今後の成長に大いに期待しております。
 また、印象的だったのは、思いのほかファンタジー・SF系の作品が多かったことです。投稿という環境がそうさせたのか、潜在的な書き手が多いのか分かりませんが、BLの開拓という意味では、商業でマイナーなジャンルが数多く寄せられたのは非常に興味深く感じました。そういった挑戦的・実験的作品が多かったという意味でも、今後の期待感を持てるコンテストであったと思います。

 なお、字数制限に引っかかって無理矢理まとめなければならなかっただろう作品も多々見受けられ、非常にもったいなく感じました。こちらはコンテストの今後の課題として受け止めさせていただきます。
株式会社パピレス販売担当:新堂
 upppiでBL小説コンテストをやりますよ、という企画を聞いた時、「駆け出しのマイナーサイトに、どの程度のレベルの作品が集まるの!?」と内心ヒヤヒヤでした。結果は、いい意味で裏切られました。書きやすい題材なのか学園モノは予想通り多く見られましたが、それ以外にもファンタジーや平安モノなど、独自の世界観を持った作品が集まっていて楽しめました。ユーザー同士の意見交換も積極的に行われていましたし、スタッフ内でも「この作品、もっとこうしたら化けるよね」といった討論が尽きなかったです。個人的に凄く気に入っていた作品が規約上の問題で取り消しになってしまったのは残念でしたが、次回はまた今回以上に良い作品が生まれると期待しています。
株式会社パピレス販売担当:菊池
 受賞作を筆頭に、応募作品の質がどれも高く一読者としても大変楽しく読ませていただきました。そしてやはり読者とのやりとりで改稿を重ねた作品は、その努力の分だけ面白いものとなっていたと思います。
 また、あくまでBLというくくりであればOKということで、社会人ものから学園もの、SF、ファンタジーから時代物まで様々なジャンルの作品が見られたのも面白かったです。
 その世界観と勢いが光っていた『牢獄の獣神ヴァリスと、廃王子フィリア』など、募集要項の文字数制限の関係か、選考委員の目を引く光る点がある作品でありながら、話が半端で終わらざるを得なかったのではないかと思われる作品がいくつか見られました。拾われなかった設定や、今後なにかあるようなラストを読むに、続きがあれば評価はまた変わったかもしれません。今後もupppiサイト上にて、書いていっていただければと思います。
株式会社パピレス編集担当:弓島
最終選考まで残ったその他の優秀作品
※作者名は投稿当時のものを表示しております
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    ざわめきが潮騒のようだ。
    オフィスビル12階にあるカフェテリアは昼時ともあって混み合っていた。食事を取りに行くカウンターの行列は解消したようだが、スーツ姿やら作業着姿の社員で、席はほとんど埋まっていて、彼らが話す会話が…”    
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     裏口のドアを開けた佐香芳明(さこうよしあき)は、料理人の八木沢友宏(やぎさわともひろ)に声をかけようとして、唖然とした。
    芳明の目の前で繰り広げられているのは、キスシーンだ。
    2メートルほど先に、長身の男の後ろ姿。
    仕事着である白の前掛けを付けたまま…”  
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     薄桃色の桜のアーチがこぼれ落ちる花びらを降らし、泣きたい位美しい光景が窓から見える、そのアパートに入居を決めたのは、3月の終わりだった。

    2階建外階段、築20年の狭い1DKだけど、専門学校に通うために上京して、一人暮らしさせて貰うんだから贅沢は言えない。…”
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     ◇十歳…Side三枝

     最近、弟が可愛くて困る…。

     弟が可愛いなんて、いい兄貴じゃないか。一体何が困るんだ…”  
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     一
     ぱちん、という鋏の音に断ち切られたのは視線だった。
     左手の薬指にはめられた指輪に目がいった時、店員はこれ見よがしに殊更鋏をばちばちと打ち鳴らした。まるで視線が疎ましいとでもいわんばかりの鋭い音に、僕は慌てて視線を逸らした。…”
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     睦月。
    平安時代の宮中は、一月が一番忙しい。

    年明けに天皇が神々に挨拶をする「四方拝」から始まり、臣下から天皇に挨拶をする「朝賀」、天皇が挨拶を受けて臣下に祝いの席を与える…”  
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     一緒にいることが当たり前だと勘違いしていた。
    俺達が一緒にいるのは偶然ではなくて、他になりようのないものでそれが当然だと錯覚していた。

     * * *”  
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※応募者の皆様へ
 惜しくも受賞を逃した優秀作品につきましては、コンテスト作品書籍化の際にアンソロジーとして編集・配信予定となっております。また、本ページで紹介されていない応募作品につきましても、アンソロジーに掲載される可能性がございます。該当の作家様には運営スタッフからメールが送られますので、必ずご確認ください。