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シリーズ:バス
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バス

作者:風呂助

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    お題:フハハハハ!それは酒


    登録ユーザー星:1 だれでも星:0 閲覧数:408

    バス 1588文字

     

     ON AIR

     今晩は午前0時を過ぎました。
    夜更かしを堪能されている方、勉強に励んでいらっしゃる方。
    他にも皆様、いかがお過ごしでしょうか。風呂助です。

     最近は涼しい物が、美味しい季節になってきました。
    私も先日、冷やし丼に挑戦してみました。
     鰹出汁と塩、それに日本酒とお醤油を少々。
    全体的に薄味めにして、冷やしておきます。
    もずくに胡瓜の塩揉みしたのを、刻んで用意したら
    麦飯をザルでサラっと洗って丼に盛ります。
    白胡麻を振ってから、冷やしておいた出汁をかけます。
    茗荷なども合いますよ。是非、お試しを。

     それでは今夜も「FM風呂助」いってみましょう。
    プレゼンツ、バイ、バスタブ。

    <CM>

     では最初のお葉書です。
    東京都の杉田の大将さん。より。

    「風呂助さん今晩は。」

     こんばんは。

    「私はとても怖い話や怪談なんかが大嫌いです。
    テレビでホラー映画をやっていても直ぐに消しますし
    夜遅くに帰宅する道が、暗いのも怖くて自転車を降りて
    音楽を聴きながら帰る事も多く、寝る時も何か音がする度に
    気になって寝付けません。どうしたら怖がりをなおせるでしょうか。」

     という事だそうで。一番の解決は…え?

    (構成作家さんのボード【酔って寝る】)

     フハハハハ!それは酒ですね!
    まぁお酒で酔っちゃえばお化けも鬼も怖くないかもしれませんが
    明日の朝が怖いですね。

     でも、怖がりな人ほど、色々気になってしまうというのも聞きます。
    何でもない、気にならない人にとっては
    全く平気なのでしょうけれど、気になってしまうと
    もう気が気ではいられないって方も多いのでは?

     例えば、お化け屋敷。
    怖い人にとってはお金を払ってまで
    入りたくなんか絶対無い。
    そう思われる方も、いるのでは?
    ホラー映画でも同じですが
    お金を払ってまで。という所が肝心かもしれません。

     逆にお金を払って入ったお化け屋敷が、全く怖くなかったら?
    損をしたと思うのでしょうか、ホッとするのでしょうか。
    お金を払ってないからこそ、怖さを楽しく満喫できない。
    そんな考え方もあるかもしれません。

     だとしたら、その場合は怖いままでいいのかもしれません。


     まだ私が学生の頃です。東京の乃木坂に近い、
    星条旗新聞社から程近いダイニングでアルバイトを
    していたのですが、すぐ側に有名な青山霊園があります。
    実際の所、霊園はとても広く、中央をタクシーが通過するので
    寂しさ怖さという感じは無かったんです。

     とはいっても表通りは大きく車通りも多く
    場所柄、深夜でも人通りもあります。
    バスが通る大きな通りになっているのです。

     私は深夜であがって、自転車で自宅まで帰るのですが
    霊園を通るわけではないので、大通りをさっさと出ます。

     ただ、その日に限って奇妙な気がしたんです。
    在るものが無いという感じではなく、何か多いような気がしたんです。
    いつもより通行する人がいない。
     車は普通に

     あれ?

     って思ったんです。

     深夜1時を過ぎて、バスが反対側の車線に停まってるんです。
    確かにバス停のある場所なのですが、車庫でも何でもない道です。
    車内の電気も消えてるんで、運転手の方も見えません。

     普段は見かけない時間に、いつも居て当然の場所にバスがいる。
    怖いとか不気味とか、そういう気持ちは無くって。
    単に気になって、事故とかでも無さそうだし何だろうって思って
    向こう側に信号を渡って、自転車で行ったんです。

     ドアは閉まってるし、車内の電気は消えてるし。
    バス停には誰もいないんです。
    ただ、エンジンがかかったままなんです。
    それが変な感じだったんです。

     いまさっき渡った信号が赤に変わった途端。
    急にバスが動き始めまして、行ってしまうんですよ。
    バスの車内は電気が点いてて、満員なんです。


     乗客全員がこっち向いて、私を視てました。


     そのままバスは見えなくなるまで走って行ってしまい
    私はポツンとバス停に残された感じに

    (構成作家さんが何か指示してる。)

     あれ?

     え?

     苦情の電話?

     え?

    (放送事故。)

     プツン。ザー。

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