upppiは縦読みコミック(タテコミ)・イラスト・小説が無料で楽しめるサービスです!

ようこそ!ゲストさん
シリーズ:K×K(小説版)
閲覧数の合計:205

作品を編集する

  • シリーズタイトル・ジャンルの修正
  • この章を改訂する
  • この章を削除する
  • シリーズに作品を追加する
  • 表紙画像の変更

K×K(小説版)

作者:水瀬薫子

  • 無料作品 有料作品:¥0(税込) R18
  • 編集協力者:

    マンガ「K×K」の小説版です。
    個人的に、人物の心情をもっと深く掘り下げたかったのと、ただ単に文章にしてみたくもあった為、書いてみました。

    マンガはほとんど水野視点からですが、小説は色々な人物の視点から書いてみたいと思います。

    マンガと同時進行予定なので、ペースはゆっくりですが読んでいただけると嬉しいです


    登録ユーザー星:1 だれでも星:2 閲覧数:205

    K×K(小説版) 806文字

     

     桜がちょうど八分咲きになるかならないかという頃、とある大企業で今年も、新人社員の入社式が執り行われていた。
     入社式だというのに、遅刻ギリギリで慌てて家を飛び出し、人生初の通勤ラッシュに辟易しながら、水野景は自らが今後働くこととなるKコンツェルンの入社式会場で他の新人社員同様緊張しつつ、整列していた。
     激しい緊張と、新しい環境でのスタートへの期待で胸がいっぱいになりながら、水野は真面目に式典でのお偉方の挨拶を聞いていた。
     真面目に聞いているとはいえ、こういうお偉方の挨拶、祝辞というのは大抵が退屈極まりないものである。
     Kコンツェルンの方針やら、社員としての心の持ちようやらを、似たようなハゲのデブ親父達が代わる代わる、延々と述べていくのだ。
     早く終わらないかな。もう眠くて仕方ない・・・。水野はそう思いながら、あくびを堪える。うとうとと舟をこぎかけたその時だった。
    「続いて、取締役専務にご挨拶いただきます」
     司会の言葉と同時に、それまでしらけていた会場が一気にざわめく。ふと顔を上げた瞬間、水野は壇上に釘付けになった。
    「新入社員諸君、この度は我がKコンツェルンへの入社おめでとう。私が、取締役専務の市川菊哉だ」
     低いがよく通る澄んだ声。サラサラの黒髪に、白い肌、切れ長の瞳に、すっと通った鼻筋。男なのに、それは美しいとしか形容できないほどの美貌だった。 おまけに背はすらりと高く、肩幅は広く、黒のスーツがよく似合っている。
     ヤバ・・・。もろ、俺のタイプだ。水野は惚けたように壇上の菊哉を見つめた。あんなに綺麗な男がこの世に存在していたなんて・・・。
     水野は小学生の頃から、自分は同性愛者だという事を自覚していた。しかし、恋をしても相手に思いを告げる勇気が出せず、いつも片思いで終わっていた。
     一生独身で過ごす覚悟は出来ていたが・・・まさか、こんな所で、一目惚れしてしまうなんて・・・。
     しかも、相手は取締役専務。雲の上の存在・・・。
     

     

    ←前のページ 現在 1/1 ページ 次のページ→

    1ページ目に戻る
    ▤ 目次ページに戻る


    お気に入りリストに追加 この作品を応援する

    応援ボタンを押す事で作品の★が増え、作者に「イイね!」を伝える事ができます。

    コメント

    作者紹介

    • 水瀬薫子
    • 作品投稿数:34  累計獲得星数:98
    •  upppiが初めてのBL作品投稿になります。
       今まで他サイトにてNL小説連載していたのでそちらにかかりきりだった分、upppiにあまりイン出来てませんでしたが、8月下旬より本格的にこちらでの活動も頑張りたいと思います(^-^)

      *upppiではイラストメインで活動予定

      *和風、スーツ、けも耳、黒髪、美しい物大好き(´∇`)

      皆様とたくさん交流したいので気軽にコメント下さると嬉しいです

      泣いて喜びます

      只今、イラストリクエスト受付中なのでこちらもよろしくお願いいたします(^-^)/










    • 関連URL
      :

    この作者の人気作品

    小説 ボーイズラブの人気作品

    続きを見る