upppiは縦読みコミック(タテコミ)・イラスト・小説が無料で楽しめるサービスです!

ようこそ!ゲストさん
シリーズ:物語は未完結
閲覧数の合計:558

作品を編集する

  • シリーズタイトル・ジャンルの修正
  • この章を改訂する
  • この章を削除する
  • シリーズに作品を追加する
  • 表紙画像の変更

物語は未完結

作者:ゆうき

  • 無料作品 有料作品:¥0(税込) R18
  • 編集協力者:

    ホモホモしい修羅場です。タイトルの通り、未完結。


    登録ユーザー星:1 だれでも星:0 閲覧数:558

    物語は未完結 773文字

     

    あいつが、まともな彼女を紹介してきたら、諦めようかと思っていた。

    幼馴染というポジションに生まれ、好きな奴を追い続けること早18年。そろそろ俺の幼馴染依存を治さなくてはならない。しかし、「癖」と同様18年も俺と共にしてきたこの幼馴染への想いはすぐに違ったりなどしない。できるわけがない。ああ、くそ、苦しいな。


    「あっちゃん」

    「なんだ」

    「彼氏ができた」

    決して高くはない声。むしろ低い。学校の合唱祭ではいつもバスを担当するその声が俺を「あっちゃん」と呼ぶ。その声を作り出すのは、ぷくっと飛び出た喉仏。きれいな筋の入った首の上に乗っかっているのは、紛れもなく男の顔だ。あ、今日寝坊しただろ、髭の剃り残しがある。

    「またか。今度はどこの馬の骨だよ」

    「紹介するね」

    俺はふぅ、とため息を吐いて腕を組み直した。大丈夫だ、まだ平静を装える。
    これまで何度も、それこそ嫌というほどこいつの「彼氏」を目の当たりにしてきた。ある時は超絶イケメンの先輩、またある時は女みたいな顔したバイト先の後輩、またまたある時はラテン系のオカマ。もうこれらを上回る出し物はあるまい。
    来い、誰が来たって、俺の想いは変わることはないんだ。

    「あ、あの……あっちゃん。この人」

    「……ど、どの人……?」

    この人、と一歩横によけた幼馴染の後ろにはただ教室の壁だけが見えた。今度は何と恋人になったというんだ?教室か!?壁か!?学校か!?それとも俺がからかわれて……

    「え、あ、あっちゃん見えないの!?どうしよう……」

    「どういう意味だ、説明してくれ」

    「うーんとね、いるの。ここに」

    そいつは、まるで、本当に、恋人を紹介するかのように頬を染めて、気恥ずかしそうに目を伏せた。

    「俺には見えないのだが」

    「それは、彼が幽霊だからかもしれないね」

    俺はため息を吐いて腕を組み直した。大丈夫だ、まだ平静を装える……自信はないが。

    ←前のページ 現在 1/1 ページ 次のページ→

    1ページ目に戻る
    ▤ 目次ページに戻る


    お気に入りリストに追加 この作品を応援する

    応援ボタンを押す事で作品の★が増え、作者に「イイね!」を伝える事ができます。

    コメント

    • ありがとうございます!頑張ります!
      • 0 fav
      • Re 返信

      を押す事で、投稿者に「イイね!」を伝える事ができます。


    • すごくいいとおもいます!

      また続きを!

      期待してます!


      dyさーやん
      • 0 fav
      • Re 返信

      を押す事で、投稿者に「イイね!」を伝える事ができます。


    作者紹介

    • ゆうき
    • 作品投稿数:1  累計獲得星数:1
    • 関連URL
      :

    この作者の人気作品

    小説 ボーイズラブの人気作品

    続きを見る