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シリーズ:【腐向け】地獄少年【APヘタリア】
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【腐向け】地獄少年【APヘタリア】

作者:朝風由紀奈

  • 無料作品 有料作品:¥0(税込) R18
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    APヘタリアの二次創作です。pixiv様でも掲載しております。地獄少女のパロディです。まだ拙い時に書いたもので、読みづらいと思います。後々書き加えたり書き直す予定です。


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    【腐向け】地獄少年【APヘタリア】 1736文字

     

    「怨んでやる……」
    そう青年が呟いた時、ぼう、と村に火の手があがった。火の手のないところから火が噴き出て村を――人を――焼いていく。
    「俺と、――を殺した奴全員殺してやるっ!」
    ぎ、と怨みの篭った視線を青年は村に向ける。視線で人を殺せてしまいそうなほど、強い怨みを籠った視線。村が――青年が――怯え怨む中、空だけは、晴天だった。村にいた犬は慌ててどこかに逃げ去る。
    村の方々から悲鳴が聞こえた
    「きゃあ!」
    「か、火事だ!」
    「火の手は何処だ?!」
    村からは驚きの声が響く。慌てて逃げ惑う人々。けれど、行く先も火の手が上がる。青年は尚も怨む。
    「許さない……絶対に許さないっ!!」
    ごおっと炎が大きく巻き上がる。幾多の人を飲み込み、炎は更に成長を遂げていく。やがては、村の半分を埋める程になってしまった。
    「た、助けて!」
    「美羅奈様お助けをっ!」
    村からは悲痛な叫びが木霊する。村で祭っている神に皆助けを求める。が、
    「あぁ……この村はもう御終いだぁ……」
    とうとう諦めの声まで聞こえてきた。其れを青年は愉快そうに眺める。
    「ふ……ははは、このまま村ごと燃えちまえ!」
    青年が狂ったように笑い叫ぶ。
    このまま、その村は焼け落ちるかと思われた。
    突然炎が消える。
    「な、何が起こったんだ?!」
    青年は慌て、はっと後ろを振り向いた。
    そこには一人の男性が立っていた。真っ黒な髪に真っ黒な瞳。服装も何もかも黒一色の男だった。
    「お前か? 俺の復讐の邪魔をする奴は」
    青年はぎ、と男を睨む。殺気が籠った視線で睨まれても男はひるまずニヒルな笑みを浮かべた。
    「……あんな事しても無意味だ」
    「無意味……だと?」
    「あぁ」
    青年は今にも男に飛び掛りたかった。復讐の邪魔をされては、誰でも腹が立つ。例え其れが――死人であったとしても。
    「無意味だ……だが、お前を殺した奴は死んだ」
    「あっそ。でも、そいつら殺しただけじゃ物足りねぇ。全員殺して、この村を焼き尽くす」
    「……そんな事をしたら更にお前――否、貴様等の罪は重くなるぞ」
    「罪? もう、死んでるんだからそんなの関係ねぇだろ」
    「関係なくはない」
    そう言うと男はふ、と笑う。ニヒルな笑みからは一転して馬鹿々々しいというように笑うのだ。
    其れに青年の眉が吊り上がる。
    「何がおかしいんだよ」
    「全部が、だ」
    くく、と男は笑う。心底阿呆を見ているかのように。腹に手を当て大笑いだ。
    「てめぇ……!」
    ごう、と音がし男の周りを囲むように青い炎が突如火の手を上げる。しかし、男は笑うのをやめない。
    「死にてぇのか?」
    男は火に囲まれているのに平然としている。こんなの怖くないぞというように。
    そして、その青い炎が消える。
    何故。どうして。驚いて青年は男を凝視する。
    「っ?!」
    「貴様等には罪を償ってもらう」
    男がそう言うと再び村に火が付く。
    今度は紅い炎が命を芽吹く。
    「まただ!」
    村人の悲痛な声が飛び交う。
    外の者がこの光景を見たらこう言うだろう。
    『地獄のようだ』と。
    「さて、これで貴様等の恨みは無くなった。だが、他の奴らの恨みは残っている。そして、貴様等には大きな罪がついた」
    「だから?」
    「怨み晴らしをしてくれないか?」
    「は?」
    青年は素っ頓狂な声を出す。
    この男は何を言っているんだ。頭がおかしいのでは? 青年がそう思っても不思議ではないだろう。
    「別の人間に恨みを持ってる奴の恨みを晴らし、地獄に流す仕事を貴様等にして欲しい」
    「……それをすれば、俺達の罪は晴れるのか?」
    「あぁ」
    「……ならその仕事やるよ。こいつと一緒に」
    青年はそう言い己の腕の中で眠る青年に視線を向ける。亜麻色の髪をした青年は死んだように眠り続けていた。
    褐色の肌は青白くまるで死人の様に――。
    「むしろ、そいつも一緒ではないといかんのだ。……まぁ、してくれるならいいんだが。これから、貴様等は『地獄少年』となり恨みを晴らし地獄に流す仕事をしてもらう」
    「もう少年って歳じゃねぇんだけど……。ま、いいや。んで? 仕事するのはいいけど……」
    青年が話してる途中に男が口を開く。
    「依頼を受ければそこから仕事開始だ。依頼の受け取り方は自分達で決めてくれ。依頼が来たら依頼人の所に行き藁人形を渡す。藁人形の糸が解かれたら貴様等と契約したことになり地獄流しの開始だ」
    男は早口でそう言い消えた。

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    作者紹介

    • 朝風由紀奈
    • 作品投稿数:1  累計獲得星数:
    • いるかネットブックス様で電子書籍を出させていただいております。pixiv様でも二次創作を投稿しております。
      よろしくお願いします。
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