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シリーズ:LOVEBEAT~僕が君を幸せにするよ

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  • メディアデビュー!

    作者:暁ハヤト

  • 無料作品 有料作品:¥0(税込) R18
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    メディアデビュー! 2296文字

     

    五月五日。ついに二人がデビューした。でも、普通とは違って
    テレビや雑誌には出ず、ライブもやらない形を取っていた。
     それは、会社の案で、二人をCDのジャケットだけに載せ
    それ以外は謎にし、興味を沸かせる作戦にしたのだ。
     その一方で歌の方は色々な場所で流してもらい、テレビでも
    映像はなしで歌だけを流していた。
     当の二人は少し物足りない感じだったが、それを一か月後に
    全部吹き飛ばす事が起きた。

     それが、二人のデビュー曲がいきなりミリオンを達成し
    今、一番の話題になっていたのだ。
     メディアに出ない謎のユニットなどで会社の思惑通りの
    展開になっていたのだ。
     
    「二人共!!ミリオン達成おめでとう!」

     と会社では二人を祝っていた。あまり実感のない楓とめぐみ
    だったが、こうしてお祝いされると少し実感が出てきた。

    「ねぇそろそろテレビに出てみる?」

     マネジャーの阿部が二人に聞いた。

    「そうですね。こうなると出てみたいって思いますけど
    そこで失敗したらどうしようって思いもあるから
    少し不安です」
    「二人なら大丈夫よ!それに、今出ていかないと表に
    出る機会がなくなちゃうからね」
    「そうだな。出るなら今だろ」

     こわもてな感じで実際その通りの中年の男で、一応
    二人のプロデューサーをしている井ノ原が言う。

    「でも、そういうのってオファーがないと出れない
    ですよね?」
    「それならもう、うちに山ほどオファーが来てるわよ!
    だからもう明日からでも出れるわ」
    「そうなんですか。じゃぁ出てみようかな。めぐみは
    どう?出てみたい?」
    「私は楓についていくだけだから。楓がそうしたいなら
    そうする」

     相変わらず楓にくっついているめぐみ。

    「よし、じゃぁ二人のメディア初披露はやっぱメジャーな
    歌番組のあれにしましょう」
    「あれですね。しかも生放送の」
    「そう。その番組からも毎週の様に出てほしいって
    来てるからね。まぁ来週すぐにはあれだから次の月ぐらい
    にでもしてみようかしら。社長いいですか?」
    「ああ。かまわない。二人のデビューは衝撃がないと
    これまでのが無駄になってしまうからな」
    「わかりました。じゃぁ計画を立ててみます」

     そんな感じで今度は二人のメディアデビューが決まり
    それに向けての準備が進められた。

     二人は初めてテレビ局に入り、そこでライブの
    リハーサルをする。当然、あの有名な歌番組での
    ライブだ。
     二人の事は会社のホームページで少しだけ紹介
    されている程度なので、こうしてテレビに出れば二人の
    情報が公開され、さらにファンが増える事が予想された。
     だから初めてのライブは成功させなければならなかったが
    さすがに二人は緊張で、いつもの様に演奏も歌も
    出来ていなかった。本番までは後、三日後になっていた。

    「めぐみやっぱり僕たちには早かったかな?」
    「わからない。私は楓に喜んでほしいから歌う。でも
    どうしてかうまく歌えない」
    「うん。僕も。一番はめぐみに喜んでもらおうと
    思ってるけど、それでもうまくできない。どうしてだろう」

     二人は悩んでいた。でも、他から見たら二人は普通に
    演奏して歌っている。阿部や社長も全然いいと言って
    いるのだが、本人達が納得していないのでリハが
    長引いていたのだ。
     そんな感じで、とうとう明日に迫ってしまい今日が
    最後のリハだった。
     スタンバイしている二人だが、まだ悩んでいた。すると
    そこに一人の男性がやってきた。

    「やぁ初めまして。明日一緒に出演するTWの朝比奈秀介
    です」
    「あ!えっと、同じく明日出るTWO−SOUND(とぅー
    さうんど)の朝霧楓です。こっちがヴォーカルの
    めぐみです」
    「どうも」
     
     めぐみは軽く会釈しただけだった。二人は彼を
    しっていた。それは、彼が有名なミュージシャンで
    しかも、楓がキーボードを演奏するにあたり、その
    やり方をマネしたのが彼だったのだ。
     なので楓は本人を前に緊張をしていた。

    「あの、すいません。全然あいさつにいけなくて」
    「いいよ。二人はまだ演出が出来てないんだろ?まずは
    それができてからの方がいいしね。まぁでもこの前
    聞いた時は普通にできてたと思うけど?」
    「聞いてたんですか?確かにできてはいるんですけど
    何か足りないかなって。だから自分でも納得できなく
    なってるんです」
    「そうか。じゃぁ一度聞かせてもらえるかい?僕で
    よかったらアドバイスするから」
    「ハイ。お願いします。じゃぁめぐみ」
    「うん。わかった」

     二人はスタンバイする。そしてリハを行った。そこで
    朝比奈はすぐに二人が足りないものがわかった。

    「どうですか?」
    「うん。演奏も歌もすごいよ。ちゃんとできてるし
    普通ならこれで大丈夫だけど、君が足りないものは
    わかったよ」
    「!?本当ですか?」
    「うん。それはね、誰かに聞かせたいっていう思うだよ!
    二人は今自分達が満足する為に演奏してると思う。でも
    僕達はプロで、その演奏を誰かに聞かせて喜んでもらう
    のが仕事なんだ。だから二人は自分達の為じゃなく
    聞いてくれる人達に喜んでもらう様に感じにながら
    演奏すれば自分達も楽しくできると思うよ」
    「誰かに聞かせる。確かにそうですね。今まで自分達の
    事だけでいっぱいでした。でも、僕達は誰かを皆を
    楽しませる為に演奏しないといけないんですね。そして
    それが自分達も楽しめる事になる。ありがとうございます!
    何かわかった気がします」
    「うん。今の君になら大丈夫かな。ああ!それと
    一つ、お願いがあるんだけどいいかな?」
    「お願い?」

     そうして二人は朝比奈のおかげでリハが終わり
    本番を迎える事になった。
     そして、二人が初めてテレビに出て、そこで
    デビュー曲を見事に演奏し、さらに、朝比奈のユニットの
    出番の時にも飛び入り参加をするという演出もあり
    二人のメディアデビューは大成功に終わった。

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