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シリーズ:地縛霊 腐美加
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地縛霊 腐美加

作者:ドナルドバーダック

  • 無料作品 有料作品:¥0(税込) R18
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    団体 個人 関係ありません


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    地縛霊 腐美加 2720文字

     


    コンニチワ
    ふみカスです!

    私は今、 事務所と 教団と 家族の 板挟みに合っています。


    事務所は みんなが 搾取だ 不正労働だ! て言われて 何となく悪者に見えていますが、先輩や マネージャーには ホントは割と感謝していたりします。
    ただ、教団には、そういうこと言わないでね、って言われています。


    教団には、子供の頃からお世話になっています。
    芸能界に入ったのも、実は教団の指示でした。テレビ局には、どこにも教団のスパイがいるので お仕事も割と楽にもらえました。苦労はありません。
    水着の仕事も教団の指示でやってたので ほんとは気にしてないです。
    おまけに、あたしみたいな精神病患者(診断書付き)いきなり幹部に据えてくれるそうです。
    だから感謝しています。


    家族は お父さんが借金したのはあんまり関係ないです。基本的に経営者なので、いつも借金なのであんまり変わりは無いです。
    ただ、「宗教団体の幹部と タレントは どっちが美味しいのかちゃんと考えなさい」とよく怒られます。
    教団には たくさんお金を借りてます。これからも借ります。
    なので、何でも言うこと聞きます。
    感謝×2


    三者三様でいろんな意見がありますが、私は もう死ぬので関係ありません。

    次回 写真集の帯は、
    「死んでから七年、  地縛霊 清水腐美加  こんごともヨロシク・・・。」
    で、お願いします。




    きゃは、
    きゃは、は、は、

    あたしは、
    ほんとは、
    みんなのこと



    っき

    い だよ


    生まれ変わったら スケート選手になって、 頭いい学校 受験したいな 
    ふみカス








     地縛霊  清水腐美加 物語


     雨が降り始めていた。
     教祖は 窓から外を眺めながら 暖かな部屋で紅茶を楽しんでいた。シナモンのティーは血行を促進し新陳代謝を高める。冷え性にはよく効くのだ。
     よわい60を迎えてから 教祖は健康には特にご執心だった。
     もちろん神の化身たるものが病気にかかるなどあり得ない。ついでにウンコもオシッコもしない。すべて清らかなビブーティーとなって、大気にまき散らされていくのだから。
     しかし、まだ人間だったころの習慣は抜けきらない。それはしょうがない。なぜなら自分が神と気づいてから30年しかたっていないのだから、
     神の時間にすれば、一瞬の出来事に過ぎない。その中で、突然ウンコもオシッコもしなくなるなんて、そんな習慣にはなかなかなじめなかった。
    「うーん、うーん、 うんこ したくないよー うんこ したくないよー」
    ウンコはしない。
     そう自分にいいきかせながら 日々を過ごすうち、それらの記録がいつの間にか、弟子たちの独断で出版されてしまった。それは実によく売れるのだそうだ。今では教団の大事な資金源になっているそうだ。
    「うーん、うーん、 さすがだ、ウンコからも 金を生み出す まさにゴッド。 うーん うーん いたい いたこ、 いたたたた。」
    今日は とてもお腹が痛かった。
     いつもより 痛いかもしれない。 このままだと、また、大きな落とし物をしてしまう。 諦めよう 諦めて トイレに行くんだ。 
    教祖は 思い出した。 
    それは、10年前の講演会のことだ。
    金ぴかの衣装をきて 演説をしたときのことを、

     その日は 朝から体調が悪く、雨が 轟轟と降り続いていた。 
    「うーん うーん、 といれに、といれにー、行かなければー、」
    不明瞭な うなされるような その言葉の 一言一言 そのたびに信者たちは歓声を上げた。
    「教祖さまが 喋ったー」「喋ったー」
    「キャー カワイイ 」「カワイイ? カワイイ?」 「教祖萌え〜」
    信者たちは教祖に 思い思いの賛辞の言葉を叫ぶ。
    講演会のボルテージはウナギのように のたうち回っていた。
     その時、後方の扉が勢いよく開いた。 講演中に途中入場は禁止だ。なのに堂々と扉を開けて入ってきた 小さな影。
     真っ暗な 会場を刺す 一条の光 その中に少女はいた。
    信者たちの視線は一瞬、教祖から 少女に移された。
    千載一遇のチャンスだ。
    「今だ ?」

    ブリブルビリビビビビーーーーーー?

     しかし 少女が招き入れたのは 光だけでは無かった。 ドアからは突風が吹き込み 教祖のスカートをめくり上げる。
     ヒラ〜
    「あ、まってくれ、まだ、とちゅう・・」
     しかしもう遅かった。
    「あ、教祖がウンコした。」子供の声
    「ホントだ、教祖がウンコしたぞ。」「あーあ、また しちゃったよー。」「録画、録画、 ユーチューブに投稿しようよ。」「ママー、次はパンダが見たいよー」

     教祖の耳にあの時の声が蘇ってきた。 
    「ああ〜、  みないで〜 みないで〜 みないで〜」 
    以来 ウンコをするのが怖い。
    そして、あの日の屈辱を与えた少女が憎い。
    「うーん、うーん、 ふみかー、ふみかー。 許せなーい、許せなーい、」
     そうだ、まだまだ復讐は終わっていないのだ。 私にはすることが山ほどあるのだ。
    そして教祖の悪魔の脳は 便意も忘れて 新たな復讐を思案し始めていた。

    「うーん、うーん、 見ていろー、ふみかー、 ぜったいにー ぜったいに―、同じ目にー、 合わせてやるからなー 」
     雨はいよいよ本降りになり出した。
    ギュラララ―
     雷の光が、醜い悪魔の半面 を描き出していた。


    ・・・つづく。








     地縛霊  清水腐美加 物語2


     富美加はその日もエッチな水着を着ていた。
    「ふみかちゃーん、もっと股間ちょうだい、もっこり股間。 うひょー うひょひょー」カメラマンの指示に従いながら、アタシは盛り上がった股間を向ける。
     仕事だから、
    そうだ、割り切り、割り切り、
    いつもそう言い聞かせる。 エッチな水着を着て、エッチな写真を撮って、エッチなご飯を食べる。
     エッチな仕事が終わったら、家に帰ったら、 
    エッチなシャワーを浴びて、最近買ったエッチなテレビゲームをして、エッチな夢を見ながら寝よう。
     もうエッチな水着はコリゴリだ。早く死にたい。

    「お疲れー 富美加 良かったよ」
    エッチなマネージャーが 上着を掛けながら 祝辞を述べる。
    渡された エッチな ココアをのんで少しだけ温まった。
    「ありがとう P、 いつもありがとうね、 P。 」 
     エッチなマネージャーは 「 P 」と呼ばれるのが大好き。エッチなゲームの影響なんだって。 毎月、お給料全部ゲームにつぎ込んで、親の仕送りで暮らしているそうだ。
    アタシみたいな 謝金糞ブタから見たら、羨ましいくて死にたくなる話だった。
     そういえば、その昔、同じように貧乏なアイドルが自殺したっけ、名前何だっけな。
    「ねー、P。 前に死んだ 貧乏アイドルの名前覚えてる?」
    「え、貧乏アイドル? 何言ってんだ、富美加。 3次元のアイドルなんて みんな貧乏な糞ブタなんだから、いちいち覚えてられないよ。」
     そっか、まあ、いいや。
    「じゃー マネージャー、 エッチなココアありがとう。 アタシ先に帰るね。」
    「こら、マネジャーじゃないだろう。 Pって呼べよ。」
    「あ、ごめんごめん、P。  じゃー さよならー。」
    そう言ってアタシは 着替えもしないで 屋上に続くエレベーターに跳び乗った。
     疲れた眠い、 布団に潜りこんで 早く死のう・・・。



    ・・・たぶん、終わり






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