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シリーズ:不器用さんと意地っ張り
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不器用さんと意地っ張り

作者:木原あざみ

  • 無料作品 有料作品:¥0(税込) R18
    • タグ:
    • BL
  • 編集協力者:

    学校のセンセとフリースクールのお兄ちゃん。
    最初はお互い反発ばかりしてたけど、次第に気になるようになってきて……。
    生意気な年下×不器用な年上みたいなそんなBL。
    のんびり連載中です(*・ω・)


    登録ユーザー星:2 だれでも星:0 閲覧数:1853

    不器用さんと意地っ張り 714文字

     


    『9月7日(金)天気:晴れ
    ――今日から新メンバー・未華子ちゃん(中3)
    午後に初顔出し。初めは緊張していたようだったが、学年の近い里美の存在にほっとした様子。アイドルの話や漫画の話など、楽しそうに交流。
    月・水・金と週3回通ってみたいとのこと。

    人当たりの良さそうな子で、スタッフともよく交流。学校・教師に強い嫌悪感があるようで、学校関連の話題全版をしばらくは控えること。不登校の原因は対人関係のもつれ?』


    前回分の引き継ぎ帳に目を通しながら、槙は軽く眉根を寄せた。

    学生時分からのボランティア期間も含めると、かれこれ7年、フリースクールに携わっているが、新しく子どもが入ってくるときは気が張る。
    入ってきてくれてうれしい気持ちが半分、今までのその子の背景を考えると胸が詰まるのが残りの半分だ。

    学校でのもつれ、なぁ。
    もう一度、金曜日のスタッフが書いたペン字の後を追う。中3のこの時期だと、学校に戻るのはなかなか難しいかもしれないな。


    そんなことを思案していると、がらっと玄関の引き戸が開く音がした。
    続いて、「おはよう、まきちゃん!」と元気のいい声が飛び込んでくる。

    槙は、職員用のデスクに広げていた引き継ぎ帳を、定位置の引き出しの中にしまいこんで、「おはよう」と声の主を出迎えた。


    「あたし、一番? 早いでしょー。頑張って起きたんだー」
    「うん、すげぇな。えらいえらい」
    「でしょー。未華子ちゃん来るかなぁって思って頑張ったんだぁ」

    褒めて褒めてと言わんばかりのはにかみ笑顔の里美に、ありがとなと笑いかけると満足そうに身をひるがえした。

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